今回の山行はここにて終わり。
鬼ヶ城近くにある高台の東屋から熊野灘が見晴らせる。鳶が空高く悠々と飛んでいる。
賀田で一泊し再び熊野古道を波田須駅から泊観音、観音道、大泊、鬼ヶ城、獅子岩、熊野市駅へと歩く。波田須駅の近くの道路わきで、バクチの木の大木を見かけた。樹皮が灰褐色で、まるで木が皮をはがされたように見える。博打で身包み剥がれたようなので、この名があるとのこと。バラ科、サクラ属。
三木里の町で、道路わきの石垣にたくさん咲いていた。花びらのうち、下向きの2枚が長い。花の形からダイモンジソウ(大文字草)とも言う。ユキノシタ科、 ユキノシタ属 、開花時期は、 5月~7月初旬。
三木里近くの登山道で多く見かけた。キク科、メタカラコウ属 、山地や草原などの湿地に生える。深く切れ込んだ、大きな葉が特徴的。開花時期は6-8月。
望遠レンズで撮影。八鬼山山頂(峠)から賀田湾岸の三木里へ下る。
世界遺産に登録された熊野古道を歩いた。尾鷲駅で降りてタクシーで八鬼山上り口まで行き、登山開始。八鬼山の頂上から三木里へ下った。標高は低いが古道の難所といわれただけのことはあって、きつい登りだった。古道沿いに樹木の幹にペンキで書かれた「世界遺産化反対」の文字が延々と続く。地元は世界遺産化をかならずしも歓迎していないようだ。
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