2009年5月アーカイブ

 枇杷が色づき始め、ハルユキノシタ(ユキノシタ科、ユキノシタ属)が日陰で咲いている。写真のトンボはオスのショウジョウトンボである。トンボ科、ショウジョウトンボ属。オスは全身真っ赤で、メスは橙色である。体長は4から5センチ強。俗にアカトンボといわれるアキアカネ(トンボ科、アカネ属、体長約40MM)よりひとまわり大きい。参考までにハッチョウトンボも全身真っ赤であるが、体長はオスで20㎜、メスは18㎜とはるかに小さい。


 今日は空気が澄んでいる。展望ポイントから望遠(LumixFZ-10)でツインタワーなどを狙う。
 「名古屋にも高層ビルを」という要望の下で、東京や大阪の高層ビル群の後追いで作られてきたが、時代はこのような街づくりから別の指向に切り替わってしまったようだ。エネルギ大量消費型の街づくりは過去のものとなりつつある。北極圏の氷が大量に溶け出すような大変動を見せられて、人類は動揺している。一刻も早く対応しなければ莫大な被害(たとえば海面が6m上昇など)が人類を襲うことが明らかになってきた。金融危機からの脱却を機会に、世界のシステムがいろいろな面で大変化を始めそうな気がする。



 <今日は稲田口辺りで2種類の野鳥に出会った。シジュウカラは間違いないが、他の一羽は?嘴が黄色でないのでムクドリではない。


 22時ごろ、オアシスの森の相生口の辺りに最初に行ったが、十数人の人が見に来ていた。2から3匹が飛んでいた。思っていたより数が少ない。稲田口のほうへ沢伝いに歩いたが、居なかった。梅林へ行ったら草むらでまたぽつぽつと飛んでいた。乱舞という表現は当たらない。その後で相生小学校西から相生山緑地の桜並木に向かった。桜並木の入り口までの草むらではここでは比較的多くが飛んでいたが、外灯が明るく見えにくい。もっと大事にしないと居なくなってしまいそう。生息に適す環境を人が積極的に用意するのもひとつの方法だ。

 さて、今日はいつものように相生山緑地からオアシスの森へのコースを歩く。菅田口にヒメボタルの現地調査予定のビラがかけてあった。名古屋市の土木局が調査している。オアシスの森を貫通する道路を作っているので、その影響を気にしているのだろう。


 散策エリヤ西端の展望地点から、今日は藤原岳が良く見える。1月に見えた雪はもはや消えている。


 この時期に道端によく見られる。小さな花がたくさん集まって咲いている。よく見ると一つ一つの花はなかなか立派である。ベンケイソウ科、マンネングサ属。


シジュウカラ

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 野鳥は身を隠すときに人の目を見てそれが見えないように隠れるように思う。いつもカメラを構えるとカメラから隠れる位置に移動してしまう。この写真の場合は、頭隠して尻隠さずだが、鳥の目からは人の目(カメラ)は見えないに違いない。


 久しぶりに天白川の植田方面に行ってみた。強い日差しの中で、河川敷の野草の葉や花などがいっせいに伸びて春たけなわといったところである。耳の位置にある赤いマークが特徴的なアメリカミシシッピ亀の群れが甲羅を干している。ペット用に持ち込まれた亀が捨てられたり逃げ出したりして野生化した外来種である。セグロセキレイも良く見かける。川べりの桜にはサクランボが色づいている。


 今日は朝から雨のため、傘を差してアスファルト(道路)の上を歩くことにする。鳴子みどりヶ丘の住宅街を歩いて螺貝池に出ると雨の中で「ギョギョシギョギョシ」とエネルギッシュに鳴き続けるオオヨシキリ(スズメ目、ウグイス科、夏鳥)に出会った。大型だ。東南アジアで越冬して夏になると日本に渡ってくる夏鳥だ。9月ごろにはまた帰ってゆく。

天白公園の桐の花

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 久しぶりに天白公園に出かけた。昨年は良く来たが今年はご無沙汰している。桐の花が今年も満開だ。


 相生山緑地の桜並木の東端辺りに数本あるセンダンの大木が花を咲かせている。


ヤマアカネか

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 稲田口あたりでヤマアカネを見つけた。比較的薄い赤色の中型トンボ。相生山緑地に入るとノイバラがみずみずしく咲いていた。みかんの花も咲いているが、もう青い実がなっている枝もある。


オオルリか

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 今日はオアシスノ森を相生山口から外に出て、再び、相生小学校西から相生山緑地に入った。時計回り二つの緑地を回った。月日が進むに応じて咲いている花が入れ変わってゆくのが判る。竹林は葉の生え替わりの時期で、葉が落ちてしまって大変に明るい林になった。みかんの花も咲き始めている。相生小学校西の相生山緑地の道路沿いには、ハリエンジュ(針槐、マメ科ハリエンジュ属)の花が満開だ。ニセアカシアともいう。白い花の咲く樹とピンクの花が咲く樹と二本ある。どちらも大木だ。どうしてこのような大木がここにあるのか?昔、この辺りに粋な住人が居たに違いない。 
 さて、今日のトピックスは「ピー、ピー」と澄んだ声で長く鳴く、青い羽の鳥を見たことである。残念ながら急いで撮ったので、AFが鳥に合わずに、周りの樹の葉に合ってしまって、鳥がピンボケだ。残念。原因はコンデジの限界か腕の悪さか?その後、この鳥は見かけない。
オオルリは4月頃に南方の国々から日本に渡ってくる夏鳥である。

桐の花

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 桜並木にあるセンダンの樹の少し東辺りから北斜面を徳林寺に向かって登ってゆく道の途中に大木がある。他の木々から頭一つ抜け出した枝にいっぱい花をつけている。

P1050037.jpg P1050039.jpg
桐の樹の花 ジャガイモの花

          

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