稲田口から出て自動車道路沿いを北沢にある林檎畑に行こうと思い、野並に向か歩いていたら白い花を咲かせた街路樹を数本見かけた。エンジュ(槐)らしい。マメ科クララ属。縁起の良い木とされ古くから街路樹に使われているとのことだが、私はいままであまり見たことは無かった。名古屋市がいろいろな花の樹を植えてくれるのは大変によいことだ。
今日は黒いキノコなどに出会った。最近生えたものらしい。キノコも時期が少しづつずれて新しい種類が出てくる。
相生山緑地の森の中で、薄暗い山道沿いの日陰に珍しい花を見つけた。四方に開いた葉の中央からすくっと花の茎がたち上がってその先端に白い花をつけている。ヤブミョウガ(ツユクサ科ヤブミョウガ属)らしい。桜並木に出ると農家の人が植えてくれているいろいろな花が楽しめるが、今日は赤い色がなつかしいホウズキに出会った。
曇りがちだったから、雲を通して肉眼でも部分蝕が見られた。11時04分で最大蝕になるので、ピークの20分前の蝕が撮れた。眩しくもなかったのでカメラでも撮ったが、果たして無謀だったか?センサーのダメージが少し気になる。森の中は特に変わった様子はなかった。鳥の鳴き声もいつもどおり。カラスが立ち尽くしてじっとしていたこと、いつもは吼えないおとなしい犬に吼えられたことなどが変わったところか?犬は何か異変を感じていたのかもしれない。
大根池は夏になると水草で水面が覆われてしまう。今の時期はまだ少し水面が残っている。黄色の花が咲いている。アサザという水草らしい。葉が大きくて丸い。ミツガシワ科アサザ属。環境庁のレッドデータブックでは「絶滅危惧2類」(絶滅の危機が増大している種)。貴重な花だ。山に入ると高木の枝がピンク色の花をつけている。木の花かと錯覚させられたが、よく見るとクズの蔦が樹に巻きついて、木の枝で花を咲かせているのだ。紛らわしい。後で、新池に行くと白い花が咲いている。サンゴジュと思うが葉が少し短い。
久しぶりの大雨で、相生山緑地にせせらぎが回復した。これだけ降ると2~3日は流れが続くだろう。せせらぎ見るとなんだかほっとする。流れの岸辺にひっそりとミズヒキやヤブランなどの野草が花を咲かせている。
今日のヤンマは池の縁の石の上に、盛んに卵を産み付けていた。
今日は静かに羽を広げて留まってくれた。 おおきなヤンマだ。
森の中や周りには果物樹の畑が多い。栗、柿、蜜柑、酢橘、無花果、琵琶、葡萄、林檎、洋梨、キウイなど。特に相生山緑地周辺の果樹園では今、林檎、洋梨、キウイ、柿、蜜柑などが実っている。林檎や洋梨は青森県や長野県などの寒い地域の産物なのに名古屋市でもできているのが面白い。果樹園がここにあるだけでそれを見ていると豊かな気持ちになる。園主さんに感謝。
今日はメジロとシロハラ?が集まっていた。
最近、茶色っぽいシロハラの若鳥をよく見かける。若鳥は夏から秋にかけて見られるらしい。畑をひょこひょこ歩いている。警戒心が強く近づくと林の中に逃げ込んでこちらの様子を伺っている。
この時期にはいっせいにキノコが顔を出す。その種類の多いこと!名前を調べるのも大変なので、写真だけ掲載しておくことにする。場所はオアシスの森と相生山緑地である。
↓↑テングダケ(毒キノコ)
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