2009年12月アーカイブ
ここ数日、寒くなったら急に小鳥たちが姿を現した。相生山緑地の人家近くで落葉しつつある高木の枝に、エナガ、シジュウカラ、コゲラ、メジロが群れを成して一緒に飛び回っている。ただし、シロハラは別の場所で地上に近いところを単独行動。、エナガ、シジュウカラ、コゲラ、などはそれぞれ食べるものが違うので食餌で競合せず、一方、種を超えて集団行動することでタカなどの天敵から身を守れるというメリットがある。
まず、エナガ。エナガははじめて撮れた。尾っぽが長く、頭のトップに白いラインがある。背中(両肩?)に茶の部分がある。スズメ目エナガ科、留鳥。
次は、シジュウカラ。顔の両横に白い線。ハラに黒い線。コゲラは撮れなかった。スズメ目シジュウカラ科、留鳥。
最後は、ウグイス?シロハラ?。腹は白く、その他はネズミ茶色。若し、ウグイスならばはじめての登場だ。よく草むらを歩いているので、シロハラかもしれない。ピントがまずく、せっかくのシャッターチャンスを逃がしてしまった。残念。
この一連の名前がついている木を探している。まだ見つかっていないものがある。現状、見つかったのは上列左から右にマンリョウ、センリョウ、ジュウリョウである。見つかったら追加するつもりである。マンリョウ、ヒャクリョウ、ジュウリョウはヤブコウジ科ヤブコウジ属だ。ヒャクリョウは普通カラタチバナと言う。ジュウリョウは普通ヤブコウジと呼ばれる。センリョウはセンリョウ科センリョウ属だ。イチリョウは普通アリドオシと呼ばれ、アカネ科アリドオシ属。ヒャクリョウ、イチリョウはまだ見つかっていない。イチリョウはノイバラに似ているが、イチリョウは棘がもっと長い。赤い実の豊富さで万両から一両までランク付けしたようだ。ちなみに金一両は現在価値に換算すると、米価では約4万円、労賃では約30-40万円ということだ。万両はしたがって4億円から40億円にもなる
姿を見ないので心配していたメジロがなんと我が家の庭に来てくれた。1羽だけだが、落ち葉をひっくり返して虫を食べている。カメラの準備をしているうちに飛び去ってしまったので写真には撮れず、残念。ムクドリ、ヒヨドリ、スズメと群れを成して飛び回っていた。安心した。そのうちにオアシスの森でも見かけるに違いない。