気が向いたので12月8日に豊田市美術館に行ってきた。アクセス方法としては地下鉄鶴舞線とバスか、車で行くかの選択になる。場所は豊田市で、153号線の沿線にあるらしいので、車で行くことにした。アクアを買ったのだが、なかなか乗る機会もないのでアクアで行くことにした。ただし、土曜日だし、豊田市内は渋滞するという印象があるので、若干気になったが。
行きはスムースに走り、自宅から1時間ほどで到着できた。美術館は丘の上にあり、広大な駐車場付きだ。車の町、豊田市ならではの風景だ。
常設館のみ観た。目的の油彩画は小堀四郎のものが多くあった。その他、岸田劉生の麗子像(洋装)などもあった。ルーブル美術館で模写に励んだという小堀の人物画はルーブルにある絵を思い出させるタッチのものであった。
コレクション展として立体的な造形作品が特集してあった。モデルがないところで、想像によって無から有をつくる抽象造形はまさに芸術家の仕事だ。凡人にはその良さが想像もできない。その他、高橋節郎の漆工芸作品が展示してあった。きめ細かい精細な造りに感銘した。
いつものように作品の絵葉書を数枚買って、帰路に就いた。帰りは予想していた通りの豊田市内の渋滞に出会ってしまった。