戸隠温泉で汗を流す。山腹では紅葉は既に盛りを過ぎていたが、標高1200mの町では真っ盛りだ。
中腹にダケカンバの林が広がっている。カバノキ科カバノキ属。落葉高木。シラカバは樹皮が白色で葉に光沢はほとんどないが、ダケカンバは樹皮が灰褐色で葉にやや光沢がある。
頂上はあいにくガスっていたが、わずかに鹿島槍ヶ岳が遠望できた。
飯縄山の頂上、1917m。冬季長野オリンピックの開催地がふもとに広がる。戸隠山はすぐ近くだ。
飯縄山へは瑪瑙山(1748m)を経由していったん150mくらい下ってから再び登る。下りの山腹沿いにピークを過ぎた紅葉が迎えてくれる。
朝6時に出発。スキー場のゲレンデ登る。振り返ると雲間から戸隠山の岩でごつごつした山肌が覗いている。
長野県戸隠村越水ヶ原にあるタンネというホテル(標高約1200m)に一泊し、飯縄山(1917m)に登る。標高差は717m。
紅葉には早いが晩夏の鈴鹿を楽しんだ。頂上から南南西方向を見ると、左奥に竜ヶ岳に続く長い尾根(遠足尾根?)、その後ろに御在所岳(三つのピークの中央の山)などが見渡せる(写真)。他の登山者の中には頂上でコーヒーを沸かして楽しむものもいた。温かくておいしそうだ。
北西の方向に鈴鹿山系最高峰の御池岳(1247m)と天狗岩が見える。
花の百名山のひとつである。特に福寿草で有名。しかし、この時期には花は少なかった。わずかにカワチブシソウが頂上近くの標高で多く見られた。
三岐鉄道の終点、西藤原駅。近くに登山口(標高200m)がある。藤原岳の標高は1145m。登山口からの標高差は945mあり、下山までに時間がかかった。この時期にはまだ蛭が居り、帰り道でやられてしまった。
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