今日は本当にびっくりした。午前十時ごろ、相生山口の西にある広場の草むらで大きなタヌキ(ネコ目、イヌ科、タヌキ属)が悠然と毛づくろいしたり、ゆっくり歩いたりしていた。カメラを組み立てて写真を撮るとゆっくり森に姿を消した。数年間この森を昼間に歩いているが、ため糞は見たことはあるが今までタヌキ自身に出会ったことはなかった。タヌキは夜行性のはずであるが?先日、朝日新聞に天白区のタヌキの間で皮膚病の疥癬病がはやっているとの記事があった(注1)。皮膚病が痒くて森から外に出てきたのかもしれない。そうだとしたらかわいそうな話だ。写真を見たところでは、不鮮明で分かりにくいが、横腹の毛が少ないような気もする。一方、こんな大きなタヌキを養える相生山の森の豊かさを是非守らなければという思いを強く持った。
注1:雑木林が開発によって破壊されて食料が少なくなり、下水道などを通って民家のごみをあさりに来ているうちに、複数のタヌキどうしが接触し、皮膚病が蔓延したという仮説が載っていた。
その後、竹林の道路で小さなタヌキが道を横切った。親子かも知れぬ。
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