2010年7月アーカイブ

 新池で白いハスの花が咲いている。新池でハスの花を見るのは初めてだ。清楚な花だ。誰かが放り込んだハスの苗が繁殖したらしい。

 森の中はクマゼミの鳴き声が他を圧している。アオハダ(モチノキ科モチノキ属)の木から特ににぎやかな鳴き声が聞こえてくる。姿はなかなか見せないが。

 気がかりなのはコナラの木が今年もたくさん枯れていることだ。カシノナガキクイムシが大量発生してコナラを枯らしている。体長5mmくらいの虫で、カシ、シイ、ナラの木に穴を開けて入り込む。オアシスの森や相生山緑地ではコナラの被害だ大部分だ。虫の繁殖は盛衰を繰り返し、被害が拡大しても、全ての樹木に被害が出るわけではなく、若木がまた育ってくるから、森が丸裸になることはないそうだ。つまり、放っておくしかないということか。


サルスベリの花

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 天白川の土手を歩いてから新池へ。川の土手には黄色の花の月見草が、新池では白と赤の花のサルスベリが満開だ。


 桜並木から相生山小学校に向かって歩いていると、畑の土手の雑草の中に2本ほどカワラナデシコ(ナデシコ科ナデシコ属)が咲いていた。秋の七草の一つ。6年ほど前に岩崎川近くの水田の中の草むらで見かけたことはあったが、相生山緑地では初めて見た。適度に手入れされた里山の草むらや河原に生える多年草である。来年の夏にも是非咲いてほしいものだ。






天白公園で百日紅

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 天白公園にて、ケータイからアップ。炎天下でもみずみずしく咲く花を褒めてあげたい。猛暑撃退賞。

ヨシゴイ飛翔

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 螺貝池で旋回しているヨシゴイをコンデジで撮った。遠距離なので小さくしか写らないし、シャッター速度が遅くて画像がぶれてしまった。ヨシゴイは毎年、7月ころに繁殖のために?螺貝池にやってくるとのこと。




 今日は土曜日でビオトープの島田緑地に入園できる日だ。7月になったので、ハッチョウトンボが姿を現しているころだと気がつき、早速出かけてみた。ところがハッチョウトンボは見つからず、代わりにモノサシトンボとメダカ(最近ではなかなかお目にかかれない)を見かけたので、写真に撮ってきた。

 モノサシトンボは水辺では他所でも良く見かける種類らしいが、今まで小生は見たことがなかった。トンボ目 イトトンボ亜目 モノサシトンボ科、体長は4から5cm。メダカはよそから持ってきたものらしい。メダカにお目にかかるのは何十年ぶりだ。(荒池公園のトンボ池にはメダカに似たカダヤシが居るがメダカではない)
 管理人の人の話では、ハッチョウトンボは今日は居ないが時々姿を現すそうだ。一日6時間も同じ場所に留まっていたりするそうだ。9月ころまでは見かけるとのことだから、この夏に写真に撮れる可能性は高い。

 今日は400mmの望遠レンズをリュックに入れて螺貝池に勇んで出かけた。ヨシゴイを撮るためである。本当は600mmが必要なのだが、残念ながら持っていない。今日も数人の600mmレンズの持ち主が数人池端に陣取っていた。30分ほど待ってみたがヨシゴイは現れない。待っている間、池の水面でトンボが飛び交っていた。ヤンマの他にチョウトンボ(トンボ目トンボ科チョウトンボ属)が数匹。その名のごとく蝶の様にひらひらと飛び、トンボらしくない。羽は青紫色で金属光沢がある。
 時間もないのでヨシゴイの出現を待たずに螺貝池を後にする。鳥を撮るには時間の余裕と忍耐心が必要のようだ。

 梅雨時の雲の下、螺貝池に立ち寄った。でかい眺望円のレンズをつけたカメラを構えたおじさん、おばさんが10人くらいかたまっている。しばらくすると小型のカラスくらいの茶色の鳥が水面を低空飛行で旋回。連写のシャッター音がしばらく続く。鳥の名前を聞いてみるとヨシゴイとのこと。毎年、7月ころに繁殖のために?螺貝池にやってくるとのこと。最近は数が減っていて心配されている鳥らしい。
 小生が持参したコンデジではとても撮れる距離ではない。小生は元気のよい鳴き声を出しているオオヨシキリを撮って満足して散策を続けた。

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