相生山緑地の桜並木を西に行くと、リンゴ園がある。秋になると今でもたわわに赤い実をつける。いまの時期はリンゴの出荷も終えて、裸の幹が整備され収穫の秋に備えて準備する。 綿の木を見つけた。綿の花が噴出している。 リンゴにしろ、綿にしろ、明治時代から戦後にかけて、この地域の人々の生活を支える生産物であった。その名残がここに見かけられる。
枝垂れ梅が満開のころだと思い、重いデジ1眼カメラを背負って平針農協センターまで出かけた。枝垂れ梅が満開の時期に行くのは初めてだ。予想以上に多くの梅があり華やかだった。国会での不毛な議論を聞いて心が重くなっていたが、華やかな梅の花をみて心が多少軽くなった。 帰り道で細口池公園によってスイセンを撮った。
オアシスの森と相生山緑地のお決まりコースを歩く。梅は満開だがサクラはまだだ。山桜のような白い花が一杯咲いていたのを見かけたが、サクラの一種かどうかは不明。フキノトウもまだ見かけない。ナツズイセンの咲く場所には青い葉が元気良く出ていた。ジョウビタキがまだ居た。そろそろ北へ帰る時期ではないの?
愛英黒石幼稚園からの下り坂から、中央アルプスがわずかに見えた。中央アルプスの山なみはよほど空気が澄んでいないとここからは見えない。今日は寒気団が下がってきて冬型の気圧配置になり寒いが、空気は澄んでいるようだ。
今日は徳林寺に向かって歩いた。徳林寺には最近、立派な鐘楼が建築中だ。ネパール仏教式なのか、日本の普通の寺では見かけないような異国情緒な鐘楼だ。しかし、なかなか堂々としたものである。
徳林寺から桜並木に下りてゴルフ演習場の横を通ってオアシスの森の稲田口に向かう。途中、相生山緑地では一番水が豊富な小川を渡る。夏以来、雨量が少なかったので、ここのところずうっと流れが枯れていたが、先日の大雨で水が戻ってきた。ここにいつも流れがあったらどんなに良いだろうと思う。野鳥がもっと多く集まってくるに違いない。
どんよりと暗い空からわずかに霧雨が降りてくる。春雨の季節だ。傘は不要だが寒い。今日は野鳥も巣篭もりかと思いつつ、何時ものコースを歩く。しかし、この程度の霧雨ならと、常連が多く飛び交っていた。低温が気に入ったのかもしれない。寒いほうが野鳥は元気だ。シジュウカラ、コゲラ、エナガ、カワラヒワ(マヒワ?)、ツグミを見かけた。(ヒヨドリやムクドリは常に居るのであえて書かない) エナガは久しぶりだ。スズメ目エナガ科、留鳥。モクレンの花芽が少し大きくなったように思う。開花はまじか。
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