青空の下でモータ飛行機

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 もう2ヶ月もブログから離れていた。1000年ぶりの規模といわれる北関東大地震(M9)と津波被害。津波のために、福島第二原子力発電所がまさかの電源喪失。燃料棒露出、水素爆発、放射能の拡散。チェルノブイリ事故に次ぐと言われている。M9クラスの大地震は平安時代前期の貞観地震(869年)以来となる。そんな時代にめぐり合ってしまったことになる。
 さて、重い気分に落ち込んでいてはどうにもならない。
 今日は、久しぶりの天白川を散歩。青い空の下でラジコンでモータ飛行機を飛ばして元気を出している人に出会った。飛行スピードはおそいが、きりもみ、宙返りなど自在なコントロールに感心した。一昔前はビーという大きな音を立ててアルコールエンジンがプロペラを回していたが、いまは電気モータ(ブラッシレス?)と電池による飛行だ。電気モータと電池の性能向上がめざましい。機体は板状の発砲スチロールのような材料で作ってある。久しぶりに楽しい散歩であった。

 そしてふと思った。時代は確実にこのようなラジコンに見られるような方向に転換している。騒音を出して猛スピードで飛ぶ時代から、静かにそれなりのスピードで、繊細に、安全に動くシステムの時代へと。
龍馬じゃないけれど、時代を一度洗濯する時になっている。

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このページは、essahoiが2011年5月 8日 14:24に書いたブログ記事です。

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