昨日の散歩でネジバナ(ラン科ネジバナ属)を見かけないと書いたが、今日は色々な場所でネジバナを探した。確かに数は少ないが人がなかなか入れないところにひっそりと咲いていた。湿っていて日当たりの良い、背の低い草地に良く生育する花だ。数年前は天白公園の運動場脇に多く咲いていたが今回は一本のみ。人が踏みつけてしまうのか、取ってしまうのか?運動場を含め3か所で咲いていた。どっこいしぶとい花かもしれない。
草深い雑草地で;
運動場の端で;
人が入れない囲いの中で;
また、新池の堤の北斜面では茎の長いタンポポが一面に咲いていて、花の黄色が緑に映えて大変きれいだ。こんなに長い首のタンポポがあるのには驚いた。
また、いまはチガヤ(イネ科の多年草)がそこらじゅうで白い綿穂をなびかせている。日本的な風情のある雑草だが、数は少なくなっている。細口池公園には多く見られる。昔は釣鐘ニンジンなどの秋の七草が一緒に生えていたものだが、いまは大型の雑草に負けてしまっている。野焼きなどをして背丈の低い草原にすると、また秋の七草が姿を現すかもしれない。
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