2011年9月アーカイブ

 何ヶ月かに一度、自宅の郵便受けに名古屋市緑政土木局道路建設課から「施工ワーキングのススメ」というPR誌が投函される。今日も豪雨の中、第55号が投函されていた。

  内容は学術検証委員会による施工作業の課題検討状況の報告である。まだ河村市長は自動車道路工事の継続を決断していないはずである。地下鉄桜通線が徳重まで延長され、バス路線も大幅に変更され、地下鉄野並駅交差点の渋滞はどう変わったのだろうか?市長は渋滞の状況を見て道路建設を中止するか、継続するかを判断すると言っていた。実態を確認してから判断するという市長の姿勢は正しい。

 渋滞の状況の変化に関する報告もないままに、道路建設が既定路線であるかのように「施工ワーキングのススメ」というPR誌を発行、投函し続けるのはいかがなものか?
 学術検証委員会はヒメボタルやタヌキなどに代表されるオアシスの森の環境を破壊しないように道路づくりをすることを検討しているが、道路を作らないことがもっとも環境を保全することを無視している。道路を作らなくても済む対策にもっと知恵を絞ったらどうか?
 原子力学会の学者たちが原子力発電を継続する前提で、原子力発電に反対の学者たちを退け無視してきたやり方とそっくりではないか!
 名古屋市の役人とその御用学者達は頭を冷やして、道路工事計画を廃止し森を破壊することをやめるべきである。豊かな森を育て名古屋市民の誇りの森としたいものだ。

新池の葦を伐採中

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 数年前には池の水を抜いて、ショベル車で根から取り除いていたが、いつの間にか元の木阿弥になっていた。昨年だったと思うが、今回のように水面の上だけを切り取っていたが、またまた大繁茂してしまった。そこで今年もまた水面から上を伐採している。水抜きをやってしまうと、池の生態系を維持するのが大変だから、やむおえずこのようにしているのだろう。作業者のご苦労に感謝。


赤い実

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 今日は天白公園を歩く。樹木に赤い実が目につくようになった。先がとんがったニシキギの実。しばらくすると、葉が紅葉してくるはずだ。

 コバノガマズミ。オアシスの森にも多く見られる。

 ソヨゴ。実はまだ赤くないが、正月ごろには真っ赤に色づいて門松にも添えられる。昨年は気候の為か赤い実がほとんど見られなかった。今年はどうだろうか?赤い実をたくさんつけてもらい、門松に沢山添えたいものだ。


 秋の気配が濃くなってきた。ヒガンバナが咲きはじめ(天白公園)、アオハダに赤い実(オアシスの森)が見られるようになった。アベマキのどんぐりが目立ち始め、ヤマハギの花が鮮やかになる一方、ツクツクボウシの鳴き声が次第にか細くなっている。間もなく、アキノキリンソウやセイダカアワダチソウの鮮やかな黄色が姿を見せ、キンモクセイの香りが漂い始めるはずだ。例年のことだが、10年後、20年後もこのようであって欲しいし、もっと豊かにしてゆくために役に立ちたいと思う。

 緑の森であった土原の山が宅地開発ではげ山になっていたが、今は大きな貯水ビルが姿を現してきた。はげ山に降った雨水を一時的に貯める貯水池なのか?これが完成すると今度は道路や宅地の整備が行われるのであろう。戸建て住宅であろうが、何戸くらい建つのだろうか?


秋の気配

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 天白公園でヤブランの花が盛りできれいだ。ツユクサとのコントラストも素晴らしい。

相生山緑地ではヨウシュヤマゴボウが黒紫色に熟れている。きれいな実だ。北アメリカ原産の帰化植物らしい。明治の初めに持ち込まれて栽培されたらしいが、有毒で手に触れないほうが良い。

 トンボ池では赤とんぼが乱舞、相生山緑地では名称不明の花が咲いている。葉はソヨゴみたいだがソヨゴではない。マユミの花か?


 果物の樹を庭に植えて実りを楽しむ民家がある。ここでは、柿、みかん、ザクロが実をつけて、秋の収穫時期を待っている。育てている人の心の豊かさが感じられる。


 相生山緑地や天白公園では山の道を倒木が塞いで、どかさないと歩けない個所がいっぱいある。森の木々は皆元気そうに見えるが、実は腐った樹が沢山ある。大風が吹くとそれらが倒されて若い木々にスペースを譲ってゆく。


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