戸笠池の最近のブログ記事

 春が近く、ハクモクレンが咲き始めている。今日はカモの写真をテレコン×1.4倍付きのSIGMA APO120-400で撮った。AFが効かないのでピントの合わない写真をたくさん撮ってしまった。訓練が足りないか? AFの使える超望遠カメラを買うべきか?
 カモ類でも雄と雌が何時も一緒にいるわけではない。今日は螺貝池ではハシビロガモ、戸笠池ではホシハジロの雄と雌が同時に見られた。ハシビロガモは昨年も螺貝池に来ていた。

SIGMAのAPO 120-400をつけて使っているが、フルサイズ換算640mmの望遠では不足の場面が多かった。そこでSIGMAの APO TELE CONVERTER 1.4x EX DGをつけている。

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ハシビロガモの夫婦 ハシビロガモの雄
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ホシハジロの雄 ホシハジロの雌



 薄曇りで気温9℃の中、テレコンの実効果がどの位か?期待して螺貝池から戸笠池を歩く。風はない。天が味方してくれて多くの顔ぶれが出迎えてくれた。結果はテレコンの効果はすばらしいということ。一方、マニュアルフォーカスになるので、やはり撮影者の目の良さが結果を左右する。ジャストピントはなかなか難しい。

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ハシビロガモ雌 ハシビロガモ雌 モズ雌
アップで撮れた。テレコンの威力だ。
カモ目カモ科マガモ属、冬鳥。ユーラシア大陸で繁殖し、冬になると飛来する。
動かないのでピントが合わせやすい。
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ホシハジロ雄 ジョウビタキ雄 アオジ雄
カモ目カモ科ハジロ属。ピントが少し甘くなった。対象が動くので、マニュアルフォーカスではピント合わせがむつかしくなる。
   アップで撮れた。
スズメ目ホオジロ科ホオジロ属、冬鳥。アップで撮れた。
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アオジ
相当離れた場所にいたが、何とか捉えている。テレコンの威力。

 あられが降ったり、不安定な曇り日だ。風があり、昨日よりは寒い。戸笠公園の葦原で野鳥を探していたら池の端の木立の下で、枯れ草をひっくり返しているヒクイナを見つけた。きれいな鳥だ。レッドリストに上がっている絶滅危惧種だ。本来は夏鳥であるが、東海地区では冬でも見かけるようになっているらしい。5-8月に子育てをする。名古屋市内で見つけられたのはラッキーかもしれない。

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ヒクイナ ヒクイナ
ツル目クイナ科ヒメクイナ属、夏鳥、体長19-23㎝

 一時期は、日本では農薬のために、餌になる小動物が減少し、ヒクイナも見かけなくなったが、今は都会の中の池などでは小動物が繁茂できる環境ができてきたのだろう。うれしいことだ。特に戸笠池は住民が大事に整備しており、プラスチックごみなども見かけない良い環境になっている。名古屋市で冬に見られるのは温暖化も関係していると思われる。


ホシハジロがたくさん眠っている。一方、カルガモは元気に食事中。

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ホシハジロ ホシハジロ

みな眠っている。町中の公園の池をねぐらに使うらしい。

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カルガモ

カルガモ
   カモ目カモ科、留鳥
   町中の池を餌場に使う。



 今日は建国記念日の祝日。暖かい。今の時期は小鳥が一番よく現われる。今日も期待していつものオアシスの森、螺貝池、戸笠池コースで小鳥を探す。
 オアシスの森は森が深いので、なかなか小鳥は見つけられないが、今日は藪の中にモズがいた。逃げられてしまって写真には撮れなかった。
 ところが螺貝池に行くと野鳥がいっぱい居た。三日前には居なかった、キセキレイ、シジュウカラ、メジロ、オオジュリン、クイナが居た。キセキレイが撮れたのは10年ぶりだ(途中に野鳥を撮らなかったブランクの時期があったが)。野鳥は集団で移動するようなので、集まった瞬間に遭遇すると今日のような幸運に恵まれる。

 ヒドリガモの夫婦が池から上がって日向ぼっこをしていた。羽にくちばしを突っ込んで、目だけは開けて警戒している。

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ヒドリガモの夫婦 キセキレイ
休んでいるが、目は開けて注意は怠らない。
ヒドリガモの隣にキセキレイがいた。なかなか見かけない鳥だ。喉元が白いので雌。スズメ目セキレイ科、留鳥、または漂鳥。きれいな鳥だ。
 キセキレイは10年ぶりで、10年前はオアシスの森の中で小さな雛に出会った。

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キセキレイ 螺貝池の浅い部分に赤い土
ここにも赤い底が顔を出している。天白区の土壌には鉄分が多く含まれているため、バクテリアの影響でサビ色になるらしい。天白区では、他にも多くの場所で、しばしば見られるる。

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カイツブリ シジュウカラ
     常連だ。
    近くに来てくれた。

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メジロ キンクロハジロ
近くによってくれた。近づいても逃げない。
  戸笠池では最近、キンクロハジロの数が増えてきた。

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オオジュリン オオジュリン
葦の茎を切り開いて虫を食べている。

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オオジュリン オオジュリン
    2羽一緒に撮れた

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クイナ
戸笠公園の芝地を歩いている。ここに住み着いているのか?





 今が渡り鳥が一番多く見られる時期か?

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キンクロハジロ キンクロハジロとホシハジロ
   カモ目カモ科、冬鳥
  ホシハジロが少し大きい
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ホシハジロ ホシハジロ
   カモ目カモ科、冬鳥
北極圏で繁殖し、越冬のために日本に飛来した。




 戸笠池にはオオジュリンが多いと聞いていたが、なかなか出会わなかった。今日、複数羽見かけることができた。スズメ目、ホオジロ科、漂鳥または留鳥。ヨシなどの茎に留まることができ、茎の中に居る越冬中の虫を茎を裂いて食べる。ホオジロとの違いはホオジロは腹には筋がなく茶色だが、オオジュリンには筋がある。

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オオジュリンの雌 オオジュリンの雌 オオジュリンの雌
  オスより色が薄い。

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オオジュリンの雌 オオジュリンの雌 オオジュリンの雌
 縦じまがヨシの茎と保護色になって見つかりにくい。

 澄み渡った秋空の下、山根公園から螺貝池、戸笠池、一つ山第一公園へと歩いた。豊田工業大学の北にある一つ山団地の東あたりから、普段はなかなか見られない御嶽山と中央アルプスの冠雪が遠くにきれいに見えた。紅葉は樹木から草紅葉までいろいろで、秋真っ盛りといった風情だ。紅葉した樹木や草の名前は、なかなか分からないが、この際、できる限り調べてみたい。

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モミジバフウ モミジバフウ トウカエデ
    山根公園
別名アメリカフウ、米国から大正期に渡来した。

   山根公園

 イガイガの実がなる。

   山根公園
中国(唐)原産のカエデ

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トウカエデ サザンカ ナンキンハゼ
    山根公園
     山根公園
オアシスの森から久方交差点方向を見る

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ソメイヨシノ

ホシハジロ

イロハモミジ?
    螺貝池
     螺貝池
    螺貝池

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ノアサガオ モミジバフウ ヤマザクラ?
  戸笠小学校の垣根
 戸笠小学校の垣根 
 戸笠小学校の垣根

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柿の木 戸笠池の堤防 戸笠池の堤防
    相生山駅周辺
   紅葉、黄葉の草木
 黄葉がきれいな雑草

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ヤマザクラ ナンキンハゼ ナンキンハゼ
    戸笠公園
   戸笠公園 
   戸笠公園

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戸笠公園の紅葉した桜並木 綿毛になったススキ メタセコイヤ
    戸笠公園
    戸笠公園

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イロハモミジ ツタ ナンキンハゼ
   戸笠公園
豊田工大となりの民家の塀 
  豊田工大前の街路樹

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ナンテン 御嶽山と中央アルプス 御嶽山と乗鞍岳
山4町め付近の民家で、たわわに色づいている。
 一ッ山4丁目付近から、よほどクリアな晴天でないと見られない風景、左端に御嶽山、右端にわずかに見える冠雪した山が中央アルプス
一ッ山4丁目付近から、望遠でアップ。御嶽山とその左奥に乗鞍岳(冠雪)が見える

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冠雪した中央アルプス
中央の三角形ピークが
木曽駒ヶ岳?(2956m)



 先日、戸笠池で野鳥を撮り続けている人から、ヨシ原の中にオオジュリンが居るよと教えてもらった。今日はオオジュリンを撮ろうとヨシ原を探したが見つからず、ジョウビタキの雄と雌が居た。ツグミは芝生広場で夫婦2匹を見つけたが、警戒されて、メスには逃げられてしまった。雌は茶色というよりねずみ色がかっていた。

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ジョウビタキ(オス) ジョウビタキ(メス)
先日来、戸笠小学校で見かけていたのと同じ個体か?遠すぎてぼけてしまった。
   夫婦か?
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ツグミのオス カワウ
接近して撮ったが、物陰に隠れてしまった。
遠方過ぎて、はっきり撮れなかった。

 今日は重いカメラとレンズ(400mm)は持たずiPhone7をポケットに入れて戸笠池周りを散策。池にはスズガモやヒドリガモらしい水鳥が10羽ほど浮かんでいる。遠くて詳細は分からない。一方、地上では、急に暖かくなったせいか、ユキヤナギやハクモクレンの花が一斉に咲き始めた。

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ユキヤナギ
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ハクモクレン ハクモクレン

 今朝は快晴で温かい(10度)。螺貝池、戸笠池とも水鳥が減った。そろそろ北へ旅立つ気候か?バンがすこし残っていたが。
しかし、戸笠公園の木には、小鳥が群れていた。初めには薄茶色の鳥の群れを見つけたが、カメラを組み立てている間に、どこかへ行ってしまった。
次にはシジュウカラの群れが来てくれた。人を恐れず近くに来てくれたので、アップで撮ることができた。温かくなったので、シジュウカラも元気になった。

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シジュウカラ シジュウカラ




昨日は1日中雨

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 雨上がりの今日は朝は快晴。しかし、オアシスの森の山根口、螺貝池、戸笠池はほとんど鳥がいない。両池ともバンが1羽居るだけ。こんなに居ないのも珍しい。雨上がりの池には食べ物が少ないのだろう。ところが、住宅街の中の梅畑では、梅の花にメジロがてくさん渡ってきていた。数分間居て、すぐにまた飛び去ってゆく。今は、梅が満開の時期で、蜜が豊かな場所を知っているのだろう。

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メジロ メジロ
数十羽の大群で来ている。
スズメ目メジロ科、留鳥
梅の花の蜜を吸っている。

 今日は午後2時過ぎからウオーキング。戸笠池ではキンクロハジロが一羽、岸から離れて浮かんでいた。他は常連の水鳥だけであった。

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キンクロハジロ
普通は水深の深い湖や湾岸の岸から離れた中央などにいる鳥らしいが、近年では都会の池にまで進出してきた。後頭部から毛が後ろに長く伸びているのが特徴。シベリヤ東北部から渡ってくる。カモ目カモ科、冬鳥

 相生山口ではツグミらしき鳥がいたが、すぐに茂みに隠れてしまった。他には鳥はあまりいなかった。

 小雨の日には小鳥はあまり活動しないのではと、期待せずに歩く。案の定、あまり見かけないが、人気も少ないので一部の野鳥は普段人を警戒してでてこない岸よりの草むらなどで餌を探していた。螺貝池ではアオサギが道路近くで、ジョウビタキが同じく草むらで動いていた。ジョウビタキにはすぐに逃げられた。
 戸笠池では芝生の広場でクイナが2羽食事中だった。あまり飛ばない鳥らしく、近づくとすばやく走って草むらに逃げ込んでしまう。

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クイナ

ツル目クイナ科クイナ属。漂鳥。体長は30cmくらい。一夫一妻で行動する。



戸笠池まわり

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 今日は快晴で風もなく暖かい。何時もの定番のコースを9時20分から9時40分にかけて、螺貝池から戸笠池へ歩く。何時もの野鳥のメンバーのほか、今日は戸笠池で水鳥のミコアイサを見かけた。ミコアイサは潜り専門の小型(カラスより小さい)の鳥である。野鳥も、天気がよくて風がなく暖かい日の方が活発に動き回るようだ。餌となる虫や小魚なども活発に外に出てくるためだろう。

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ミコアイサ ミコアイサ
被写体が遠すぎて、200mm望遠では大きくはっきり写らない。1羽だけ見かけた。カモ目カモ科アイサ属、雄、冬鳥


 いつもは地上にいるムクドリが螺貝池の中の浮遊木の上に、いつもは池の中にいるダイサギが戸笠公園の芝生の上で遊んでいた。

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浮遊木の上のムクドリ

今日は付近に10羽以上見かけた。スズメ目ムクドリ科、留鳥

ダイサギも池から離れて芝生の上に出てきた。

コウノトリ目サギ科ダイサギ属、留鳥

 いつものシジュウカラが今日も元気でいる。

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シジュウカラ シジュウカラ
この数日間姿を見せる同じ個体か? スズメ目シジュウカ科、雄、留鳥

雨の中を戸笠池へ

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 今日は戸笠池へ行った。公園の入り口には、ここでみられる野鳥について、下のような説明ボードが設置してあった。

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 ハクセキレイ、キジバト、スズメ、ヒヨドリ、カモ類などがみられたが、今日はアオサギ、マルガモ、シジュウカラ、オオバンの写真を載せる。200mm望遠レンズでは、特に雨降りの中では、解像度の悪い写真になってしまった。

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アオサギ 右側のカモは?
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シジュウカラ マガモとオオバン?

戸笠池でアオサギ

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 朝の散歩で足を延ばして、戸笠池まで行ってきた。小鳥もいろいろ飛び交っていたが、すばしこくて中々カメラに収まらない。池の中州ですこし大きなサギのような鳥を発見。肉眼ではよくわからないので、EOS50Dに200mm望遠レンズをつけて覗いてみると、サギらしいが首が短いのでゴイサギかと思った。しかし、帰宅後、拡大してみるとどうもアオサギらしい。首を引き込んでいるだけで、実際は長い。

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中州のアオサギ

拡大画像

ペリカン目サギ科アオサギ属、

留鳥


肉眼では棒かと思ったが、50D200mmでアオサギと分かった。
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アオサギが歩いた。
   長い首を畳んでいる。



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