あられが降ったり、不安定な曇り日だ。風があり、昨日よりは寒い。戸笠公園の葦原で野鳥を探していたら池の端の木立の下で、枯れ草をひっくり返しているヒクイナを見つけた。きれいな鳥だ。レッドリストに上がっている絶滅危惧種だ。本来は夏鳥であるが、東海地区では冬でも見かけるようになっているらしい。5-8月に子育てをする。名古屋市内で見つけられたのはラッキーかもしれない。
ヒクイナ | ヒクイナ |
ツル目クイナ科ヒメクイナ属、夏鳥、体長19-23㎝
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一時期は、日本では農薬のために、餌になる小動物が減少し、ヒクイナも見かけなくなったが、今は都会の中の池などでは小動物が繁茂できる環境ができてきたのだろう。うれしいことだ。特に戸笠池は住民が大事に整備しており、プラスチックごみなども見かけない良い環境になっている。名古屋市で冬に見られるのは温暖化も関係していると思われる。
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