昨日NHKクローズアップ現代で"高齢化先進国"の強みを生かせというテーマで放送があった。高齢者介護の問題が日本だけでなく、ヨーロッパでも特に中国でも大問題として浮上していることが分かった。日本の先進サービスや技術を輸入して介護の負担を軽減をしたい。
日本ではパナソニック、セコム、大和ハウスなどがいままで長期にわたって開発を進めてきたが、なかなか広く使ってもらえる状況にはなっていない。介護施設で使おうとすると、施設側に専従員が必要で負担が大きいらしい。国からの支援も乏しい。そのような状況の中で北欧のデンマークがパナソニックに共同開発を申し入れてくれた。
日本国内よりも世界に目を広げて共同開発や適用実験などを進めて、新しい輸出産業として走りだそうという意欲がメーカ側に見られた。
人を傷つけない、人と共存しうる安全・安心なサーバントとしての介護ロボット技術は、新しく、困難な技術分野である。世界をリードできる可能性がある。
上の写真はパナソニックが開発した洗髪ロボットの指で、16の自由度を持ち、頭を柔らかく揉む。ものを柔らかくつかむロボットハンドの技術を発展させたものらしい。(Tech-on;2010/09/30 19:35から引用)
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