2011年3月アーカイブ

天に祈る

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 津波による東関東の破壊とそこに住む人々に対する未曾有の破壊に対して、ただ呆然とするのみである。自然の力の前に人間の力が如何に小さいか、改めて思い知る。福島第一原子力発電所の中で必死に戦っている約50人の関係者に対して天の加護を祈る。われわれ日本国民は日本を離れるわけには行かない。できる限りのことをして被害を最小限にとどめ、美しい日本を復活させたい。

 名古屋市議選で今まで第1党であった民主党が4位に後退してしまった。今まで民主党に投票した人の多くが今回は減税日本に投票したためだろう。自民党支持者の多くは自民党に投票したために、減税日本に続き、第2党につけることができた。

 では何故、菅首相率いる民主党はそれほどまでに支持者から不信を買ってしまったのか? 政策が衆議院選挙時のマニュフェストからかけ離れ、一部の支持者の期待を裏切ったことかも知れない。一方、自民党にはできない新しい見方で国家を運営することに期待した人たちも居た。その人たちは支持を続けたが少数派であった。
 小沢問題が災いしたとも思えない。なぜなら河村さんは小沢さんと共闘しそうな行動を選挙前にしていたからだ。

 菅さんが増税路線に切り替えたのは、やはり、国家の財政事情を知ってしまったからだ。国民の減税希望に答えていたら日本がもたないとわかったからだ。増税路線、開国路線の中でも、弱者を見捨てない「最小不幸社会」の実現を訴えていたのに、理解されなかった。

 果たして、減税路線は名古屋市、愛知県に経済の活性化をもたらし、市民の生活を豊かにすることができるのか?民主党の岡田幹事長などの意見は、減税すれば市の借金が積み上がり、市民の生活を苦しくするだけだという。勝負はこれから河村市長が約束を現実化できるかにかかっている。

天が日本を打った

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 本日午後2時46分に、三陸沖でM8.8の巨大地震が発生し、東北地方の太平洋沿岸の町々を壊滅させているようだ。まだ、被害の全体像は見えていないが想像を絶する被害が出そうだ。天を恐れない日本の政治家が、天を、国民を、軽く見て無責任な権力闘争を繰り広げているうちに日本を未曾有の自然災害が襲った。政治家は目を覚ますだろうか?無理か!?
 このような自然災害だけでなく、現在の緊張したグローバル世界では、どのような巨大人災が突然日本を襲うかもしれない。戦争、食糧危機、エネルギー危機、経済恐慌などなど。政治家はどうしようもないから、官僚の皆さんにしっかり危機管理をお願いするしかない。

 民主党の現政権を多くの人が貶している。しかし、私はそれに与しない。もちろん、いろいろな点で未熟なところはあるが、大きな破綻は無い。自民党にはできなかった新しい政策を打ち出し、新しい試みも多く実行に移している。政権を支える議員にも優秀な人が多く居ることがわかってきた。政策決定がオープンであることもよい。政権交代の効果がもうすぐ国民に納得されると思う。期待できる。天がこの与党をつぶさないことを祈るのみ。

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