今までは私の持っているデジカメと言えば、ソニーの超小型カメラDSC-U10(写真1:130万画素)とシャープのケイタイ(SH505i)付属のデジカメ(70万画素)だけだった。DSC-U10はたった118グラムで片手に隠れてしまうような筐体(8.5cmx4.0cmx2.9cm)だが、実にきれいな画像(私好みの色合い)を撮ってくれる。Web用ならこれで十分と思っていたが、何せ液晶モニタが小さすぎて、特に屋外の明るいところでは画像が(私には)見えにくいことと、露出が自分で決められないこと(オートになっている),ズームができないことがそろそろ気になりだした。
写真1:ソニー CyberShot U(130万画素、F2.8、1型6.5万画素モニタ、118グラム)
そこで、いろいろ迷った末、PanasonicのDMC-FZ10(写真2)を購入した。将来はCanonのKissDとかNIKONのD70のような1眼レフが欲しいのだが、とりあえず上記の私の不満を解消してくれ、かつ、カメラ素人の私にカメラの面白さを教えてくれる入門機としてDMC-FZ10(400万画素)は適切に思えた。電子ファインダ(11.4万画素)が比較的見やすいことが最大の決定要因であった。これなら昼間の明るい戸外でもピントの確認ができる。その他、多彩な機能を持つ割にはボタンの数が少なく、操作もわかりやすく、いまのところ気に入っている。ただ、画像の色合いがソニーとは大分違うようだ。パナソニック色に慣れるか、違和感がずっと消えないか、しばらく時間が経ってみないとわからない。
写真2:パナソニック DMC-FZ10(400万画素、光学12倍ズーム、F2.8、2型13万画素液晶モニタ、11.4万画素カラー電子ファインダ、550グラム)