2004年3月アーカイブ

  今までは私の持っているデジカメと言えば、ソニーの超小型カメラDSC-U10(写真1:130万画素)とシャープのケイタイ(SH505i)付属のデジカメ(70万画素)だけだった。DSC-U10はたった118グラムで片手に隠れてしまうような筐体(8.5cmx4.0cmx2.9cm)だが、実にきれいな画像(私好みの色合い)を撮ってくれる。Web用ならこれで十分と思っていたが、何せ液晶モニタが小さすぎて、特に屋外の明るいところでは画像が(私には)見えにくいことと、露出が自分で決められないこと(オートになっている),ズームができないことがそろそろ気になりだした

  写真1:ソニー CyberShot U(130万画素、F2.8、1型6.5万画素モニタ、118グラム)

 そこで、いろいろ迷った末、PanasonicのDMC-FZ10(写真2)を購入した。将来はCanonのKissDとかNIKONのD70のような1眼レフが欲しいのだが、とりあえず上記の私の不満を解消してくれ、かつ、カメラ素人の私にカメラの面白さを教えてくれる入門機としてDMC-FZ10(400万画素)は適切に思えた。電子ファインダ(11.4万画素)が比較的見やすいことが最大の決定要因であった。これなら昼間の明るい戸外でもピントの確認ができる。その他、多彩な機能を持つ割にはボタンの数が少なく、操作もわかりやすく、いまのところ気に入っている。ただ、画像の色合いがソニーとは大分違うようだ。パナソニック色に慣れるか、違和感がずっと消えないか、しばらく時間が経ってみないとわからない。

 写真2:パナソニック DMC-FZ10(400万画素、光学12倍ズーム、F2.8、2型13万画素液晶モニタ、11.4万画素カラー電子ファインダ、550グラム)

 トヨタ自動車が2004年3月11日にトヨタパートナーロボットと名づけた人間型ロボットなど3種類を発表した。

  写真:トヨタパートナーロボット-二輪タイプ
(NIKKEI ONLINEデジタル家電2004.03.11から引用させていただきました)

 世界で始めて人間型ロボットを発表したのは本田技研工業であり、もう6から7年も前のことと思う。日本が世界に誇れる快挙であった。当時ロボット研究者は大変おどろいたものだ。まず、これほど完成された形で2足歩行、それも階段を登ることができることに驚いた。さらに、それを本田がやったことに驚いた。ほとんどの研究者(当時のわたしを含めて)は人間型ロボットなど遠い先のことと考えていたし、本田が開発していることもほとんど知らなかったからだ。 
 それから数年後、今度はソニーがずっと小型の人間型ロボットを発表した。そして今度はトヨタである。
 興味深いのは、日本では大企業がこのような未来型製品の開発に参入している点である。ロボット研究では世界最先端と思われる米国では、未来型ロボットの製品化研究は軍が中心のように見える。それも人間型ロボットではなく、無人攻撃機や無人戦闘車両などである。 

 21世紀では物を買うことよりも、サービスや情報など形の無いものに出費することが多くなる。私の場合も電話やブロードバンドなどに出費する固定費が次第に増えている。今回IP電話を導入したのは、県外通話の電話料金を減らしたいためだったが、VoIPアダプタの利用料金が新たに固定費として追加されてしまった(通話料金は減った)。 不要な出費は減らしたい。今一番何とかならないか?と思っているのが一般電話料金である。


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