約2年半前(2003年12月10日)にこのウェブログで、当時店頭に並び始めた大型フラットテレビを批判したことがある。20から25インチのCRTテレビが10万円以下で買えるのに、32から40インチクラスで100万画素の大型フラットテレビの価格が60万円から100万円もしていたからである。そんな大型家具をリビングに持ち込んでほしくないということと、価格が10万円程度まで下がるはずが無いと考え、大型TVはプロジェクタ型にすべきだと主張した。
大型フラットTVをリビングルームに持ち込みたくない気持ちと、プロジェクタ方式の高性能化、低価格化を期待する気持ちは今も変わらないが、価格が下がるはずがないという予測はまったく外れてしまった。SAMSUNG製の32型液晶TVのLN32R51B型(画面対角線長さ約90cm、100万画素)が12万円(ネット販売)で買えるようになってしまった。量産技術恐るべきとの感慨を新たにした。60万円から100万円もする高価な家電をこのように多くの人が買うとは思わなかった。
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