2012年7月アーカイブ

 自動車も広く考えれば、マルチメディア商品だといえなくもない。そこで、このブログに登場させてもらうことにした。
 デジタル家電業界が韓国、台湾のメーカに殲滅させられそうな中で、自動車業界はまだ元気だ。欧米、アジアの列強のメーカに負けずに技術面でリードを保っている。代表選手はトヨタ、ホンダが製造しているハイブリッド(HV)車である。生産量でも日本の量産車のトップグループを占めている。現在から近未来まで、日本の元気の基として期待できる。
 HVへの批判は「つなぎの技術だ」というものである。本命は、電池自動車、燃料電池自動車だという。確かにHVは従来型のガソリン車のエネルギー効率を20-30%に高めるだけである。また、現状でも、ディーゼルエンジン車や希薄燃焼型のガソリンエンジン車のほうが、製造コストが低くて優位だという説もある。しかし、現実にはディーゼル車に関しては排気ガスが健康面に及ぼす不安があるし、希薄燃焼型のガソリンエンジン車は決して安くはない。HVの最大の問題は製造コストが高いということである。モータや電池の価格が余分にかかってくる。しかし、これについても日本や米国のユーザが高くてもHV車を買っている現状から考えると、価格の高さを補う魅力があると考えるべきではないか?

 HVの方式について

 フルハイブリッド(THS、トヨタ方式)は発進はEV(電気自動車)で、加速にはエンジンも加わる。定速走行時にはEVにエンジンも加わる。減速時は発電ブレーキとなる。減速機は遊星ギヤーを中心にしたシステムそのものであり、金属ベルト減速機(CVT)は使わない。電池が充電不足になると、エンジンが発電機を回して充電する。ホンダ方式は金属ベルト減速機(CVT)を使う。トヨタ方式と比べて燃費が10%ほどわるいが、構造が簡単なので、製造価格が安いし、耐久性も高いと思われる。燃費はHVでない車に対して、トヨタ式は35%、本田式は25%くらい高くできる。この10%の差と価格差をどう考えるかで選択が決まる。

 市場ではトヨタのプリウスがホンダのフィットを販売量で上回っているが、ホンダも健闘している。将来はどちらが勝つかは、わからない。

 Dualcom(kunolabsのサーバ)が2011年10月04日ついに壊れてしまった。再構築をやる気がなかなか起こらず、やっと10か月ぶりに再開できた。
 2011年10月04日に、サーバのCPUファンに液化Co2のガスを吹き付けて掃除したところ、コンピュータが起動できなくなってしまった。10年間使用してそろそろ寿命になっていた部品を部品を急冷したのがいけなかったらしい。ブログのバックアップが一部とってなかったので、復旧が大変になる。ゆっくり時間をかけて古いブログもアップしてゆくつもりだ。
 以前のサーバは自作パソコンであったが、今回はEpsonのEndeavor ST125Eで立ち上げた。消費電力が22wと小さいので採用した。MovableTypはバージョン3.17から5.14にグレードアップした。使い勝手が変わっているので、勉強しながら時間をかけて仕上げてゆきたい。
 

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