伊吹山に何故このような山野草が豊富に育っているのか不思議になった。調べてみると、この付近には他に高い山もなく、日本海と太平洋の間の風の通り道になっていることが幸いしているらしい。夏は太平洋の湿気を含んだ風が伊吹山にあたってしばしば霧や雨を降らし、冬は大西洋の湿気を含んだ風が大雪を降らせる。その豊富な水がこのような豊富な草花を育てているのだ。お花畑はまさに自然の恩恵であり、大事に維持してゆかねばならない。
まず、西遊歩道へ登る。
写真:トモエソウ(7時52分)、オトギリソウ科オトギリソウ属、山地の日当たりの良いところに生える。(以下、カメラはPanasonic DMC-FZ10)
写真:ルリトラノオ(7時59分)、コマノハグサ科、伊吹山頂にのみ自生する。
クガイソウとの違いは葉が対生で葉柄が無いこと。
写真:ツリガネニンジン(8時3分)、キキョウ科ツリガネニンジン属、8-10月に山野で咲く
写真:アキノキリンソウ、ルリトラノオ、シモツケソウ(花が終わっている赤い色の株)(8時3分)
写真:ヒロハシモツケ(8時8分)、バラ科シモツケソウ属
写真:タムラソウ(8時10分)、キク科タムラソウ属、アザミに似ているが棘がない。
写真:メタカラコウ(8時11分)、キク科メタカラコウ属、深山に生える
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