京都の山(貴船山、魚谷山)

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 紅葉の季節が終わった晩秋の京都北山を散策した。今日は貴船山と魚谷山を歩く。
 北山(丹波)は人類学者・今西錦司、科学者・西堀栄三郎、民俗学者・梅棹忠雄山、文化人類学者・川喜多次郎など京都大学出身のフィールドワーカーの学者達が青年時代に歩いた山域である。1000m以下の地味な低山群が多く広がっている。そこでの体験を下にヒマラヤや南極探検などに出かけ多くのパイオニア的業績を上げた。
 今日は車で比叡山電鉄二ノ瀬駅(標高200m)までゆき、10時15分に二ノ瀬ユリ道から山行を開始。貴船山(標高722m、三角点のない方のピーク)、滝谷峠、滝谷峠分岐、柳谷峠、魚谷山(標高816.2m)、柳谷峠、滝谷峠分岐を経て松尾谷出会(標高350m)に15時到着。

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貴船山への道

(11時45分)

貴船山頂上(722m)

(12時01分)

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貴船山頂上のケルン

(13時20分)

今西錦司博士のレリーフ

  比叡電鉄二ノ瀬駅から貴船山までの道は北山杉を中心とする樹林帯の中である。紅葉の季節は終わり登山道には紅葉の絨毯も見掛けた。滝谷峠からの谷道には魚谷山への標識(谷から離れる)があるが、その道は踏み跡がわかりにくいらしい。今回は谷筋を歩いた。滝谷峠分岐から魚谷山に至る谷道には北山をこよなく愛した日本山岳会の大先輩・今西錦司博士のレリーフがあった。この道を通って魚谷山によく登ったそうだ。北山は春の新緑、秋の紅葉、冬の深雪など魅力に富み、また神社仏閣なども多くあって楽しみの多い散策エリヤのようだ。

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魚谷山の頂上

816.2m、視界はない

(13時49分)

魚谷山から柳谷峠を経て
滝谷峠分岐に至る谷道

(14時23分)

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谷道から見える紅葉の終わった広葉樹林(14時26分)

 松尾谷出会いから車に乗り、16時に本日の宿である石楠花山荘(大津市葛川梅ノ木町)に着いた。明日は、峰床山に登る。

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このページは、essahoiが2006年11月29日 14:23に書いたブログ記事です。

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