樹木の名前を覚えるために撮って歩く

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 漠然とした目で歩いていると、いつまでたっても樹木の名がわからない。見かけは似ているがしかし種類の違う樹木が無数?にあるような気がしてくる。そこで反省し、名が分ったものを掲載してゆきたいと思う。一種のデータベースとして。

まず、ソヨゴ(モチノキ科モチノキ属)。常緑小高木~高木。最大は15mもの樹高になる。樹皮は灰褐色で滑らか、葉は互生しふちは全縁。葉がすこし波打っている。サカキが手に入らない松本市周辺では、サカキの代わりに神事に使われる。

 次はサカキ(ツバキ科、サカキ属)。常緑高木。樹高は10mにもなる。樹皮は灰褐色。葉は全縁で光沢があり、互生しソヨゴのように葉がねじれていない。秋には黒い小さな実を結ぶ。神主さんが枝を使うのでよく知られている。分布地域は関東南部以西。

 次はヒサカキ(ツバキ科ヒサカキ属)。常緑小高木。樹皮は灰褐色。葉は互生し、ふちには鋭いギザギザがある。春には直径5mmほどの白い花を葉脇にたくさん付ける。秋には小さな黒い実がなる。関東以北ではサカキの代わりに使われる。オアシスの森ではサカキよりもヒサカキがずっと多く見られる。

 次はネズミモチ(モクセイ科イボタノキ属)。常緑小高木。葉は対生し光沢がある。6月頃に白い小さな花が房状につく。花が開花する前の綿棒の綿のような蕾がおもしろい。黒く長細い実はネズミの糞に似ているのでネズミモチの名が付いた。

 次はコバノガマズミ(スイカズラ科ガマズミ属)。落葉低木で幹は叢生(そうせい)する。葉は対生し葉面は脈に毛がある。初夏には小さな白い花を密生させる。秋には赤い実がなり甘く食べられる。

 次はヤマガキ(カキノキ科カキノキ属)。落葉高木で、カキの品種を作る台木として使われる。実は小さくすごく渋いらしい。オアシスの森では秋にカキの実の色が美しく映える。


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このページは、essahoiが2009年11月 5日 15:45に書いたブログ記事です。

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