今まで緑がいっぱいであった私有地が最近宅地化されている。筆者の家の近くで緑豊かであった広大な山林が、数ヶ月前に禿山にされてしまった。緑地帯ではない私有地だからいたしかたがないが残念だ。
そのような中で名古屋市は相変わらず相生山緑地を縦貫道路で分断しようとしている。この縦貫道路で周辺の自動車の流れが多少スムースになることと、広大な森を傷つけずに都市内に残すこととどちらが市民のためになるか?当局は頭を冷やしてよく考えてほしい。
むしろこれからの人口減少時代の都市づくりは今までに作った道路を縮小し、徒歩での生活空間を豊かにして行く方向だと思う。町の中に自然を復活してゆく方向だ。
名古屋市の21世紀の都市改造計画はどうなっているのだろうか?
かって、国内でも都市づくりに時代を先取りしてきた名古屋市であった。21世紀は生活環境重視の都市造り、森を中心とした街づくりを先取りしてほしいものだ。
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