音聞橋の最近のブログ記事

 音聞橋の上流は流れが緩やかで、川岸に砂州や低木も多くあり、野鳥の餌場としては好ましい環境になっている。いろいろな小鳥が集まってくる。是非ともこの環境を壊さないでほしいものだ。最近は名古屋市による川岸の整備が進んでおり、音聞橋上流もパワーショベルに荒らされるのではないかと心配になる。自然を残しながら河川の強度を増すことを考えてほしい。
 対岸からしか撮れないので撮影距離が長くなり鳥の像が小さくなる。この場所での前回の写真は、テレコン無しだった。今回はテレコン分だけ小鳥が大きく撮れた。一方、ピント合わせで失敗した例も数多い。

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ツグミ カワセミ
音聞橋の上流で最近雑草を刈り取った広場はツグミが好きで、数羽のツグミがいた。  また出会えた。2度目である。このあたりに住み着いているらしい。今回は×1.4のテレコンをつけているので、前回(2月12日)よりは少しアップ(1.4倍)で撮れたと思われる。
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ジョウビタキ コゲラ
対岸からは裸眼では見つけにくい小さな鳥だが、この大きさで撮れれば満足だ。
ジョウビタキを撮っていたら、ひらひらと飛んできて、目の前の木にとまってくれた。
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コゲラ コゲラ
キツツキ目キツツキ科、留鳥 ピントがいまいちだ。




 風も無く晴れて暖かい。10℃くらいか? テレコンをつけて鳥を探しながらいつものコースを歩く。ウオーキングが主目的の散策なので顔なじみの鳥にしか会えないのはしょうがない。MFになってしまうので、ジャストピントの写真が少ないのも問題。カメラをEOS90Dに替えてAFを使うのもありか?

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ツグミ雄 ツグミ雄 モズ雄
音聞橋の下流の河川敷で発見。だいぶ離れていたが、撮影。トリミングしなくても何とか使える。
雌はめったに見かけないのは何故?
大根池のデイキャンプ場近くの池端の高木にとまっていた。今まで撮ったモズの写真の中では一番迫力のある写真だ。テレコンの威力。

 音聞橋から天白公園へと、いつものコース。いつもの顔ぶれの小鳥たち。散歩の定例コースなのでやむを得ない。
少しアップでとれた小鳥もあった。やはりアップで撮りたいが、砂州は川の向う岸なので、なかなか近寄れない。実質600mmの望遠ではなかなか小鳥の顔のアップは撮れない。またのチャンスを期待しよう。シジュウカラまでは音聞橋、カワラヒワは天白公園。

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コチドリ キセキレイ ジョウビタキ雄
音聞橋。最近よく見かける。目の周りに黄色な環がある(下のトリミング写真参照)ので、ハジロコチドリではない。本来は夏鳥なのに、少数は越冬する。
留鳥または漂鳥、ハクセキレイやセグロセキレイはよく見かけるが、キセキレイは少ない。ところが最近はよく見かける。
冬鳥。水辺にいるのは珍しい。
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ジョウビタキ雄 シジュウカラ カワラヒワ
近くの木に飛んできてくれたので大きく撮れた。野鳥と仲良くならないと近くに来てくれない。
留鳥、音聞橋ではシジュウカラはなかなか見かけない。貴重な一枚。
天白公園、比較的アップで撮れた。人が好きなのか、人が多くいると集まってくる。留鳥。
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カワラヒワ コチドリ
ヒワではないと思う。
上に載せたコチドリの写真のトリミング写真。目の周りに黄色な環があるので、コチドリだ。

 暖かい朝だ。風も無い。新池にゆくとカモがいる。ここにはいろいろなカモが来る。今日はオカヨシガモがいる。カルガモよりは小ぶりで雄の尻が黒い。雄の嘴は黒く、雌の嘴は黄色だ。

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オカヨシガモ
カモ目カモ科マガモ属。シベリアなどで繁殖し冬に飛来する冬鳥だ。マガモより小さい。


 新池を後にして天白川の音聞橋の上流に行く。 今日は、いつもの砂州を見ると、コガモのほか小鳥がいろいろ居るようだ。ここはいろいろ食べ物があるらしい。撮った順番に並べると、コチドリ、コガモ、ハクセキレイ、ジョウビタキ(雄)、コサギ、イソシギ、キセキレイ、カワラヒワ、カワセミ(撮れず)だ。キセキレイは希少種ではないか?

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コチドリ コチドリ

コガモ

今は冬だから冬鳥のハジロコチドリかと思ったが、名古屋地方ではコチドリが越冬するらしい。
    小型の鴨だ。
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コチドリ
    トリミング写真

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コサギ イソシギ キセキレイ
    後ろ髪がある
   昨年も今頃ここに居た
   今年はよく見かける
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キセキレイ カワラヒワ カワラヒワ
  河川敷などでも見かける

天白川の後で天白公園の大根池に行く。ジョウビタキのメスが葦の中にいた。大根池には最近よく野良猫を見かける。野鳥を狙っているので要注意だ。営巣しているペアなどが狙われるのではないか?何とか猫が池に来ないようにできないか?

 

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ジョウビタキ雄? ジョウビタキ雌

 世間ではコロナウイルスの感染による肺炎を恐れて、外出を控えている人も多いようだ。しかし、自然の中ではウイルスは飛んでいないと判断し、今日も出かけた。
 音聞橋の上流では、コガモ、コサギ、ツグミが一緒に食事をしていた。砂州や浅瀬があり、雑草の茂みが深く、餌が多い場所なのだろう。このような場所は整備せずに保存しておいてほしい。名古屋市の河川管理部署に強く訴えたい。整備すると虫や小魚、藻類もなくなり、餌場が消えてしまう。一方、狸はいつもの住み家にいなかった。先日の大雨による増水で、危険を感じて場所を変えたのだろう。住み家は浸水していなかったが。

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コガモの夫婦 コサギ ツグミ
カモ目、カモ科、冬鳥。川の流れに首を突っ込んで食事をしていた。夫婦が一緒にいることが多い。
コウノトリ目、サギ科、留鳥。餌のある所に鳥も集まる。
スズメ目、ツグミ科、冬鳥。シベリアから渡ってくる。この冬はいろいろな場所で多く見かける。
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ツグミ ジョウビタキの雌 アオサギ
スズメ目、ツグミ科、冬鳥。人見知りしない。大根池の土手を歩いている。昨年も来た個体に違いない。
コウノトリ目、サギ科、留鳥。ここ数日、大根池の中の島のこの場所が気に入っている。
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ツグミ
天白公園の芝生広場にいた。毎年ここに来る。昨年は数羽一緒に見かけた。人が少ないときに来る。

 今は野鳥が一番多くみられる時期だ。期待して音聞橋に行く。音聞橋の下流側は、河原や堤防の雑草や木立がきれいに刈り取られてしまったのに対して、上流側はまだ刈り取られていない。今日は、思いがげなくも、草などが堆積した河原に何と狸の親子がいた。狸の姿を撮ったのは2010年2月にオアシスの森以来10年ぶりだ。川原を散歩中の人が教えてくれた。教えてくれなければ気づかなかっただろう。

 母親と子供が2匹。母親は腰のあたりに怪我をしているらしく、毛が赤く染まっている。一生懸命になめている。いつまでも枯草豊かな河原が存続するわけでもなく、短期の住みかと思うが、こんな町中に狸が3匹もいることに驚いた。散歩している人に聞くと、住宅から出る生ごみを餌に住みついているとのこと。母親の怪我は交通事故によるものか? 子狸を二匹もつれて生き抜くのは可能なのか? 早く深い森(オアシスの森など)に帰ってほしいものだ。

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傷ついた母狸と2匹の子狸 傷をなめる母狸
母親は腰のあたりが血で赤く染まっている。
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こちらを警戒する母狸
  心なしか元気がなさそう。真昼間に人目に付くところで座っているのは、よほどのことであろう。

 狸を撮ってから、先に行こうとしたら、今度はなんと、これも何年振りかのカワセミに出会えた。9年前に、平子橋近くで見かけて以来だ(数年は野鳥撮影を中断していた為)。野鳥の宝石ともいわれる美しい鳥だ。この一年間、何度かこの道を歩いているが、出会わなかった。見落としていたのか? 散歩中の人の話では、ここらあたりに住み着いていて、毎日、何度も見かけるとのこと。ここの河原は刈込されないので、野鳥が豊富とのこと。

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カワセミの雄 カワセミの雄
ブッポウソウ目カワセミ科。留鳥または漂鳥。

 大根池にゆくと、池の土手でアオジの雌が、独り地面を突っついていた。草の実などを探している。今年はよく見かける。

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アオジの雌 アオジの雌
   近づいても逃げない。
   近づいてアップで撮る
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アオジの雌
   草の実を食べている

 昨年、イソシギを撮った音聞橋の上流に今日はコチドリがいた。最初はイソシギと思ったが、よく見ると首周りが環状に白く、イソシギとは違う。調べてみると千鳥の一種のコチドリか?本来は夏鳥であるが、一部は越冬するらしい。

 音聞橋の上流の砂州は、昨年にはイソシギがいた。ここにはチドリが好む餌があるのか?

 調べてみたら、本ブログの2010年2月5日に音聞橋より下流の天白川緑地あたりで、コチドリ?を撮っている。

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コチドリ コチドリ コチドリ
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コチドリのトリミング写真
チドリ目チドリ科。
ハジロコチドリならば、北極圏で繁殖し、日本には旅鳥または冬鳥として飛来する。ハジロコチドリにしては体長が短い。目の周りに黄色い環があるのでコチドリだ。

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