登山2005の最近のブログ記事
10月23日(日)に、コグルミ谷出会(標高530m)-御池岳(1247m)-鈴北岳(1182m)-鞍掛峠-鞍掛トンネルの東口(620m)のコースを歩いた。天気予報によれば、降水確率は50%。国道306を走っているときは青空が見えていたのに、登山開始時(8時30分頃)には曇りとなり、8合目では雨が降り始め、鈴北岳と御池岳への分岐点辺りでは中程度の降りになった。強風も重なり寒い。立ったままの昼食は寒く震えてしまった。食後直ちに出発。歩きはじめると寒さはなくなった。以後、北鈴岳経由で鞍掛トンネルの東口に下りるまで降り続けられた。到着は13時過ぎ。強風と豪雨に見舞われたが、安全に下山できた。よい経験になった。
写真は306号線を登り口へ向かうバスの窓から西方向を見た状況で、御池岳は藤原岳(採石場が見える)の右奥となる。怪しい雲行きではあった。
手付かずのぶなの原生林の中をアップダウンする獣道のような細い道だ。登る人は少なく、18日は7人だけ。何故かハエが多く、防虫ネットを持ってゆかなかったので悩まされた。
天狗岳への登山道は白神山地を世界遺産に登録した際に国が整備したらしい。核心地域の外側を取り巻く緩衝地域に登山道はあるので、届け無しで自由に登れる。しかし、国の管理下にあるので登山道を覆う熊笹を刈り取ることさえもなかなかできないと地元の人が言っていた。確かに登山道の一部は熊笹に覆われていて足元が見えず、危険であった。登山道の整備などは民間に委託して、もっと多くの登山客が登りたいと思うようにできないものか。
天狗峠から天狗岳への登山道 | 天狗岳と天狗岳までの登山道は世界遺産の緩衝地域にある |
(地図は白神山地ビジターセンターから参照)
|
(地図は白神山地ビジターセンターから参照)
|
写真:登山道周辺に密生しているブナの樹 |