ロボット産業もその生い立ちの時代から未来産業として期待されてきた。しかし、産業用ロボットとしては進化してきたが、それ以外の用途には発展がなかなかできなかった。米国などでホームロボットとしていろいろ商品化されたがほとんどが消えてしまった。日本でも過去に極限作業ロボットの開発が国家プロジェクトとして実施されたことがあったが、実用に至ったものはなかった。実用にするまでの技術がまだまだ未熟であった。日本では最近、ホンダが二足歩行の進歩に大きく貢献したことで、再び、産業界がホームロボットなどの開発に熱心になり始めている。特にコンピュータの高速化やモータ、センサの小型化が産業用ロボット以外の分野、つまり、コンピュータ産業や自動車産業や家電産業で進展し、再びロボットを作ってみようという機運が盛り上がってきた。
コメントする