準備のための頭脳作業を全部コンピュータ化

| コメント(0)

 理想的には生産準備のための人間の頭脳作業を全部コンピュータ化すれば、準備時間は限りなくゼロに近づけられる理屈であるが(実際には設備の製造・設置に時間がかかるのでゼロにはなりえない。ストックされている設備を再利用すれば、設備の設置時間だけにすることはできる)、現実には技術はそこまではとても到達できていない。キーテクノロジはロボットの動きをプログラムするロボット指向プログラミングではなく、作業の最終目標を与えるとそれを実現するロボットの動作を自動的に発生してくれる作業レベル(または作業指向)プログラミングである。 研究例は古く、1977年にIBMからAUTOPASSシステム(Lieberman および Wesley)が発表されたが、その後は研究が中断されている。

コメントする

このブログ記事について

このページは、essahoiが2006年5月29日 09:47に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「リアルタイム制御用の新しいコンピュータシステム」です。

次のブログ記事は「生産設備準備のリードタイムを短縮するための研究」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。