鳩山、小沢さんが退陣し、菅さんが首相になり、枝野さんが幹事長になると政権の支持率は20%から60%へ、民主党の支持率は20%台から30%台へ上昇した。それだけ古い政治手法にしがらみのない若い行政メンバーの実行力に国民は期待しているのである。
そもそも国民が自民党政権に愛想をつかして、民主党に政権を任せた理由は、自民党が小泉政権の変革以来、どんどん保守的になり解問題点の解決をどんどん先送りし、前に進むことができないでいる閉塞感に怒ったためではなかったか?
民主党になっても国がやるべきことが変わったわけではない。鳩山政権は普天間問題の改革を果敢に目指したが挫折してしまった。進め方が稚拙ではあったがこの困難な問題にあたらしい局面を作り出したことは成果である。そのほか「コンクリートから人へ」など新しい取り組みもいろいろ始めている。これらが成功するか失敗するかは現時点ではわからない。しかし、果敢に攻めているのは良いことではないか?何事も始めなければ変わらない。
失敗しつつも前に進めることが重要ではないか?国民も文句は言わせてもらうが、時には我慢をして国を変えることに協力しなければならない。
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