日本の選挙民が何故政権交代を選んだのか?
それはグローバル経済の時代には、日本が自らそのあり方を変えてゆかねば、世界の中で生き残れないという危機感に違いない。それには政権交代によって日本の政治を見直すのが有効だ。いろいろ摩擦はあったが、菅総理の下で民主党政権が走り出したことに安堵している。新しい時代に相応した変革を成し遂げられるか?国民の関心はここにある。
スタート直後から日本には円高、尖閣諸島問題、中国での日本非難デモなどが押し寄せてきている。新政権はスタートからいろいろ苦労している。失敗もあるようだ。慣れていないからしょうがない面もある。
しかし、新鮮な頭脳による見直しは必ず良い効果を生むに違いない。萎縮せずに堂々と熟慮の政治をやってほしい。
先日、東大と北京大学の学生が日本や中国の諸問題について討論する機会があったそうだ。北京大学の学生は東大の学生の「日本の将来に対する悲観的な見方」に驚いたそうだ。夜明けの前の闇と考えたい。
政治家の大きな使命は国民に将来への希望を与えることだ。しかしながら民主党は2派に別れてまた権力闘争を始め国民を絶望の奈落に突き落とそうとしている。選挙民はもっと怒らなくてはいけない。
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