問責決議など内閣の行動を糾弾する議論ばかりで、日本をどう運営するのかの議論がなされている様子が見えない。批判のうまい議員がテレビでちやほやされるのは目に余る。自民党は民主党内閣を倒閣することしか意識が無い。国のことなどどうなっても良いといわんばかりである。政党の支持率が拮抗したら、互いに歩み寄ってよい議論がなされるかと思いきや、非生産的な倒閣運動ばかりの国会になってしまった。
何故失策があるならばどう変更すべきかの議論がなされないのか?小さな失策でいちいち政権を交代させていたら国は滅びることは明らかである。こんなことでは政権後退が発生して自民党政権が成立したとしても、また倒閣議論しかなされない国会になってしまうだろう。国民にできることがある。ツイターやブロブその他などで国民が声を上げることである。
政策の継続性を高めるために、国民はしばらく我慢して自民党を退け、民主党に政権をゆだねるしかない。
2010年11月アーカイブ
柳田法相が辞任する必要が本当にあったのか?ちょっと口が滑った程度で、多くの閣僚が今までやってきたことではないのか?そのような答弁が必要な場合もあるはずだ。
党利党略のために 閣僚のささいな失策を追及することばかりやり、政策議論をやれなくしている。こんな動きを見るたびに現在の国会議員が劣化していることを感じる。産業界や現場の人たちがこんな仕事ぶりをしていたら、その会社はすぐにつぶれてしまうだろう。会社をどう生き残させるか、そのためにはどのように改革してゆくか、どのように会社の競争力をつけてゆくか?そのためには、些細な本質的でない問題と、本当に致命的な問題とを切り分けて、一刻も早く取り組むしかないのだ。 現在の国難に対する認識がまったく無い。建前論ばかりやって、国民に貢献していると思い込んでいる。とんでもない愚か者たちだ。猛省を促したい。
支持率が30%台に下がったという産経新聞の報道があった。
しかし、支持率調査などはあまり頻繁にやらないほうが良い。落ち着いて政策実行に当たってもらうのが国益である。初めての民主党の内閣だ。未熟でミスも多いのはしょうがない。
私は全般的には菅政権は良くやっていると思う。
中国問題にせよ、消費税問題にせよ、小沢問題にせよそう簡単に望ましい結果が出るものではない。誰がやっても、簡単に解決できる問題ではないことはわかっているではないか。
中国からの異常に突然な領土問題の取り上げ方に対して、負けずに冷静、適切に対応していること。仕分けで日本の財政の実態を明確にしたことなどは、大いに評価してよいと思う。消費税増税に関しても分析的に対処しているのも頼もしい。また、ベトナムへのインフラ輸出が決定したことも高く評価したい。
政権交代の良いところが出てきているではないか?それなのに、あまり前向きの評価が無いのはどうしてか?
国民もあまり無理な要求は控えたほうが良い。国民もマスコミは内閣を育てるという視点がもっと必要である。
かっての鳩山、小沢政権は国の財政に無駄があるとして、特別会計を見直せば20兆円くらいの金は出てくるといっていた。それに基づいてマニフェストを作っていた。それなのに、事業仕分けで分析してみるとなんと30兆円もの借金が出てきてしまった。
こんないい加減なことをいう政治家に日本を任せたら日本はそれこそ沈没してしまうところだった。危うくセーフという感じである。国民が鳩山、小沢政権を降板させたことは本当に良かった。国民の感受性は鈍っていない。