メール送信機能付きデジカメへの期待

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 このサイトの姉妹サイトの「モブログ研究」ではDocomoのケイタイ(SH505i)内臓デジカメとi-Shot機能を使って外出先で撮った写真をアップロードしている(平田大治さんが運営するMovable Mail Gatewayを利用)。撮影した直後に写真と文章をWebにアップできるので、現場の雰囲気が単刀直入に読者に伝わる。

 しかし、問題もあることがわかってきた。まず、第一に、デジカメ専用機と比較するとメガピクセルのケイタイデジカメといえども画像の品質が悪い。高倍率ズームもできない。現場からの報告用ツールとしてはこれらは致命的な欠点で不便である。そのため、「モブログ研究」の写真は最近ではデジカメ(パナソニックFZ1012倍ズームデジタルカメラ)で撮った写真も載せるようになってしまった。
 第二の問題として、ケイタイの親指入力では思い通りの文章が書きにくいことである。だから、家に帰ってから文章を追加している。これではモブログの価値が半減である。

 今後、ケイタイ・デジカメの性能は向上を続けると思うが、やはり専用のデジカメにはかなわない。それならば、高性能なデジカメにメール送信機能を付けた方が速く目的を達成できる。

 メール送信機能を持ったデジカメはすでに2000年9月にリコーから発売されている(注1)。しかし、あまり話題にされていないところを見ると、売れていないのか? 2000年の時点ではまだワイヤレスの通信速度も遅く、通信料金も高かったので、使ってもらえなかったのだろう。

 最近はケイタイは第3世代になっている。通信速度は速くなり、かつ定額制料金になりつつある。モブログという使いやすいWeb制作ツールが出現し皆が使い出している。そろそろ高速なメール通信機能を持つデジカメが活躍できる環境が整いつつあるのではないか?

 それから、写真に文章を添付するために小型のポータブル・キーボードがデジカメで使える必要がある。写真は折りたたむことのできる「ストアウェイのポータブル・キーボード」である。
WindowsCE FANから引用させていただいた。

注1:デジタルカメラに、メール通信やホームページ閲覧機能、FTPアップロードなどの機能を付けた「RDC-i700

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このページは、essahoiが2004年4月22日 16:57に書いたブログ記事です。

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