2005年9月アーカイブ

 なぜ、自分が自宅サーバをやるのだろうと自問することがある。
 Webサーバを運営することで良いことも勿論沢山あるが、トラブル対策やアタックへの対応(セキュリティ対策)など面倒なことも非常に多い。そんなことに時間を使って人生を無駄に使っているのではと思うこともある。
 この疑問に対する答えは、「コンピュータをより深く知ることができる」「コンピュータの理解を通して情報化社会の明日を想像する楽しみがある」ということに尽きる

 コンピュータは人間がゼロからつくり上げてきた道具である。非常に人間くさい仕組みでできており、まだ欠陥だらけである。どのようにして欠陥を克服し、安全で便利な道具に育ってゆくのだろうか?大変興味深い。

 写真の説明:
 20年前に米国のロボット研究者がつけていたユーモアたっぷりのバッジ。このバッジは現在のパソコン研究者にもお似あいなのではないか?現在のパソコンもfastでcheepであるが、人間の思うように仕事をしてくれない。時にはウイルスに感染してとんでもない暴走(out of control)をする。

 FZ-10のレンズは特に大きいが、これは超望遠(12倍)ズームを実現するためである。モブロガーとしては、超望遠ズームカメラはぜひ欲しいものである。個人的には、SyberShot_U並の能力を持つ携帯電話カメラの出現よりも、高性能デジカメの画像を有線でデジカメに転送できるインターフェースの商品化を期待している

 最近、ニコンが世界初の無線LAN内臓の800万画素デジカメ(COOLPIX P1)を発売した。方向性としては面白いが、無線LANでは利用地域が限定されるし、モブロガーとしては800万画素は必ずしも必要ない。私好みのデジカメではない。

 レンズの実際の大きさは詳細には解らないが、レンズの直径はSyberShot_Uの方が少し大きいが基本的には同程度の大きさである。外観写真で比較するとレンズ用の穴のサイズも筐体の厚さも同じ程度である。


 同じ被写体をレンズ径の大きいFZ-10(400万画素)で撮った。ピント、色ともより高品質だが、CyberShot_U(130万画素)と比べると大きな差は見られない。CyberShot_Uはレンズ径も画素数も小さいにかかわらず、(この程度の画像サイズでは)FZ-10に近い品質を実現していることがわかる。


 携帯電話カメラで撮った同じ被写体を130万画素のCyberShot_Uで撮った。携帯電話カメラよりレンズは大きそうに見える(レンズの直径はケイタイの倍くらいか?)が、基本的にはどちらのレンズも米粒程度の大きさである。CyberShot_Uはの携帯電話カメラ(200万画素)より低画像数にもかかわらず、ピントも色もはるかにレベルが高い。


 1年ほど前にデジカメ付きのケイタイを買い換え、デジカメの画素数を70万画素から200万画素と大きくした。ところが、画像分解能は200万画素と大きいのに、画質は画素数が130万画素の超小型専用デジカメ(CyberShot_U)よりもはるかに悪いことがわかった。携帯電話カメラ、SyberShot_U、FZ-10(超望遠ズーム機)の3つで画質を比較してみた。写真は携帯電話カメラで撮った例である。CyberShot_Uで撮った写真(次の投稿内容を参照)と比較してみると、画質の悪さがわかる。

 一番気になるのは、ピント。同じ画面の中でもピントにばらつきがある。レンズがひずんでいるのか、レンズ表面がでこぼこなのか?また色が悪い。CCDが低品質なのか画像処理回路が弱体なのか?モブロガーの私としては、この低画質では携帯電話カメラで画像をアップしたい意欲がそがれてしまう。携帯電話カメラのメーカは画素数ではなく、もっと画質の向上に力を注いでほしい。

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