DARPA主催のロボットカーレースは1回目が2004年、2回目が2005にカリフォルニア州モハビ砂漠で行われ、2回目には200km強の全コースをスタンフォード大学(1位)をはじめ5チームが初めて完走した。「DARPA Urban Challenge」は2007年に3回目が開催される予定。今年のレースでは、市街地を想定したコースで行われる。したがって 交通規則に従い、障害物を避けて走行するなどの難しい判断を機械がしなくてはならない。ロボットカーレースはあたらしい段階に入ったといえるが、今度は相手の車も含め人などいろいろな障害物を認識する必要が出てくるので、そう簡単には完走できないだろう。いづれにしても、アポロの月面着陸(1969年)以来の久しぶりに興奮させられる技術チャレンジだ。技術が成功すれば直ちに現実の自動車に成果が反映されるだろう。いままで多くの発明品を世に送り出してきたアメリカらしいやり方だ。日本もだれか挑戦してはどうか?
コメントする