2006年12月13日の朝日新聞によれば、米国国立大気研究センター(NCAR)のチームは2040年の夏には北極海の氷が殆ど消えてしまうかもしれないという予測結果を発表した。今後も二酸化炭素などの温暖ガスが現在の割合で大気中に増え続けるとのシナリオに基づき、スーパコンで試算した。試作モデルを過去のデータで試してその正確性を確かめてあるとのことだ。
中国ではモータリゼーションが爆発し、また、産業発展が原因の電力供給不足を解消するするために過去3年間で日本の発電能力の6割にも達する発電所が建設されている。これはもう止まらない。中国だけではなく、インド、インドネシアなど人口の大きな国々も同様であろう。
今年生まれた子供が34歳になったときには北極は氷のない海になっている。その後は南極の氷も溶けて海水面は大幅に上昇する。海に面している世界各国が護岸工事に大幅な投資を迫られる。それもこれから100年くらいの年月で起こる可能性が高い。
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