地球の温暖化と大気中のCo2濃度の増大が相関関係にあることにはデータで裏付けられている。しかし地球温暖化の原因が人類が放出しているCo2だとする説には異説(少数派)もあるようだ。地球の温暖化は太陽の黒点の活動の活性化などが原因であって、人類が放出するCo2が原因ではないとする説である。気温上昇の結果、海洋や地面からCo2が放出されて大気中のCo2の濃度が増大していると主張する。原因と結果が入れ替わっている。
これが正しいとすると、莫大な設備投資をして石炭火力発電所が発生するCo2を固定し埋設するというような作業がまったく無意味になってしまう。また京都議定書が国際的に義務化しようとしているCo2の発生量の削減という政策自体も無意味になってしまう。
科学者たちの大部分は温暖化は人類の放出するCo2ガスが原因だといっているようだが、反対者たちは納得していない。人類が放出するCo2が地球温暖化の元凶であると主張するのは、1)原子力発電の推進者たちであったり、2)アジア地域の物づくりパワーに遅れてしまって危機感を持つEUの為政者だったりするのだという利権要因説などもあるようだ。
どれが真実であるかは良くわからないところもあるが、固定観念にとらわれるのではなく一刻も早い真実の究明が期待される。
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