一ヶ月後に衆議院の総選挙が決まった。今回は、いよいよ自民党が下野する可能性が高いということで緊迫した雰囲気になっている。というのも、最近の東京都議会の選挙でもその他の地方の首長や議員の選挙でも自民党が民主党にすべて負けているからである。しかし、政権政党が民主党に変われば日本がよくなると言うわけでもあるまい。
今日のサンデープロジェクトを観ていたら、与謝野さん(自民)、藤井さん(民主)の話はさすがに聞くに堪えるものであったが、その他の議員の発言は総じて小学校の学級委員会のように、互いが言いたいことを人にお構いなくしゃべり続けるだけで、議論の中で問題点と対策を明らかにしてゆくという生産的な討議ができていない。
こんな状態だから官僚は議員に政治を任せられないと思うのではないか?議員のレベルを高くしない限り、官僚主導の政治はなくならないと感じる。
もう国民はレベルの低い政治家に期待するのはやめたい方がよい。結局は国民一人ひとりが日本をよくする方法を考え、主張し議論し実行してゆくしかない。
選挙に当たっては、立候補者をよく吟味し、自民党であろうと民主党であろうとレベルの低い候補者はどんどん落とさなければならない。それが選挙民の責任である。政党より立候補者の実力、人間性で選びたいほどだ。
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