民主党は昨日の参議院選挙で過半数を取れなかった。
これでまたねじれ国会となり、物事が決まらなくなるおそれが出てきた。
国民はしっかり国会を監視していなければならない。
私自身は菅さんの消費税発言は国民に真実を語るという姿勢であり、悪いことではなかったと思う。野党に働きかけ、超党派で議論して行こうとしているのも良い。野党の中にも大いに議論してゆこうという機運が生まれてきているのもうれしいことだ。自民党が伸びたのは、谷垣自民党総裁が柔軟な姿勢を示したからに違いない。民主党も当然譲歩してゆかねばならない。
民主党が野党の時代に小沢幹事長の指導の下に、自民党のやることは何でも参議院で反対をして国会をとめてしまった経緯がある。小沢元幹事長の政治は自民党をつぶすことに目的があり、国民生活を良くするという意図のものではなかった。
国民の貯蓄の約60%はすでに金融機関によって国債購入に当てられている。残りの40%を使ってしまえば国債の金利は暴騰し、国政は維持できなくなる。太平洋戦争敗戦直後と同じように国民の貯金は実質ゼロになってしまう。。そのような事態を避けるためには今からすぐに国は対策を立てねばならない。正しい方針であれば国民は痛みを受けとるだろう。
消費税を上げなくても大丈夫だという意見や、いや上げなければ2から3年以内に国が破綻するなどいう意見が交差してる。 国民はどちらが本当か?データを持っていないので判断ができない。国会でデータをベースにした正確な論議を期待したい。思い込みや感覚的な議論はもうたくさんである。
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