民主党の内部闘争

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 民主党は9月にある代表選挙に向けてまた内部闘争を始めている。
 民主党議員は党内でもっと議論を戦わせてほしいという国民の要望を無視している。
 党内でやっていることといえば、派閥抗争だ。それしか能がないのか?国民不在だ。
 彼らがやるべきことは、日本の現状をデータに基づいて分析し、それに基づいて議論を重ね、より望ましい政策を決めて、実行することだ。それをやっている様子が見られない。菅首相を中心とする権力中枢が民主党のマニュフェストをかってに変えてしまったといって小沢前幹事長を中心とする一派が、首相を替えようと動き出しているようだ。党内で広く議論もせずにマニュフェストをどんどん変更する菅首相にもリーダとしての資質のなさを感じないでもない。しかし、小沢前幹事長のように菅首相からの呼びかけに応じないというのは議論を拒否しているのであって、一番いけない。壊し屋というのはこのあたりの性向から来ているのだろう。かれはいつも議論を拒否して陰でうごめく。話し合ってその中から物事を作り上げてゆくことができない。このような人物についてゆく政治家が150人も居るというのが理解できない。
 首相を変えるなら、何故変えるのかを民主党は国民に説明できなくてはならない。選挙に負けたからなどという理由ならば、この非常時には、首相を変える理由としては私は納得しない。首相の消費税発言だけで民主党が負けたとは私には思えない。菅首相も小沢前幹事長も鳩山前首相もそれぞれ選挙敗戦に同じように責任がある。いまは喧嘩をやっているときではない。

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このページは、essahoiが2010年7月29日 18:00に書いたブログ記事です。

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