小沢さんの党代表選への立候補の理由は、小沢さんが菅政権から疎外されていることに対する小沢一派の反乱だ。疎外されたのには小沢さんにも責任がある。鳩山政権下で小沢さんが幹事長を務めた際に、議員の中で民主的な議論をさせずに強権的、独裁的やり方を行なった。これに菅政権が拒絶反応を示しているのだ。しかし、小沢さん一派をはずして、菅政権が勝手に民主党のマニュフェストの変更を行なったのも、強権的やり方といわれてもしょうがない。
数百年も続いた都市国家ベネチアの人々は、特定な権力者を極端なまでに嫌い、合議制の集団政治を行ったらしい。周りの国々から何度も侵略を受けたにもかかわらず、その精神を保ち続け、繁栄を保った。
日本もそのようにやってほしいものだ。
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