若者世代にアンチ消費、倹約指向、貯蓄指向が広がっているらしい。そのために、国内景気はますます低落傾向だ。
アンチ消費指向の理由については、若者ではない自分でも理解できる。世の中政治は混迷を極め、中国、韓国に抜かれ、国家破綻の可能性も話題になり、先の見通しが立たない状況の中で、消費に走れるであろうか。貯蓄、運用によって将来の困難に対して抵抗力を少しでもつけておこうという気持ちはわかる。
国民に消費をさせたかったら、まず政治を安定化せよ。まっとうな議論を国会の場でやり、日本の進むべき方向と方法を明らかにして政策を実行に移さねばならない。野党にも優秀な政治家が居る。菅さん、有能な政治家の協力を思い切って得るべきだ。すでに菅さんは動いて居るようだが、与謝野さんなどを仲間に引き入れるのは賛成だ。菅さんは現実的な政治家と聞いている。日本のために君子豹変すべきだ。
先回の衆議院選挙で民主党に票を入れた多くの国民は、労働組合、日教組、農協などを支持して入れたわけではない。日本の政治を変えてほしかったのだ。だから、最近の菅さんがいろいろな面で現実に即してマニュフェストの内容を変更することには私はあまり抵抗は無い。政権の中枢にたって始めて解ることもある。変更する理由を国民に訴え、堂々と変更すべきだ。
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