現在の日本には難問が山積している。それなのに、いつまでも結論の出ない議論ばかりしている印象がある。新聞の記事やテレビ討論などを見ていて、いつも歯がゆくなる。何故なら、議論が深まらないからである。議論のべースになる各種のデータに関しても、議論する人毎に異なり、データの信ぴょう性について、検証されることは少なく、言うだけに終わっていることが多い。これでは何度討論をしてもらっても国民は決断できない。新聞や放送などのマスメディアは、問題の整理、詳細データの調査などを責任を持って視聴者の前に示してほしい。
浅い議論ばかりして、何も決まらないままに時間だけが過ぎてゆくような状態では、そのうちに自分勝手に暴走する政治家、官僚が現れて、第2次世界大戦に巻き込まれたかっての日本の二の舞をすることになる。
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