デジタルカメラは人生を楽しくさせてくれる

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 デジタルカメラは近年の発明品の中でも特に我々の生活を豊かにしてくれている。これほど手軽に、気楽に、写真を楽しめるようにしてくれたことを発明者に感謝したい。枚数を気にすることなく撮影できるし、失敗しても気に入るまで何度でも撮りなおせば良い。パソコンの大画面でワンクリックで次々と閲覧できる。メールに添付して友人に送ることも簡単である。
 この結果、我々は被写体(人、環境)に対しての美的感覚が敏感になったし、美的感性が洗練されてきている。人々の服装、町並み、自然などは、これからどんどんきれいに整備されてゆくに違いない。


 デジタル写真をプリントすることは次第に少なくなってゆくのではないか?パソコン画面の方がプリントよりもきれいだし、好きなサイズで自由に見ることができる。また、撮影してもほとんどは自分が見るだけで終わっていたが、今後はネット上で多くの人に見てもらうようになってゆくのではないか?自分のホームページにたとえば家族のメンバのみが観られるように認証の仕組みを設置して、その中にアルバムをおいておくのである。
 そうなると、デジカメの性能、機能に対する要望も変わってくる。解像度アップはそこそこにして、それよりも、シャッターチャンスを無にしないために、失敗の無い写真が確実に撮れる機能(注記1参照)や、撮影後すぐににネットに発信できる機能などが重要になってくる。デジカメより現在のデジカメ付きケイタイが未来のカメラの姿に近いのかもしれない。

注記1:
 デジカメにはまだ未解決な問題がある。被写体の明るい部分の階調が白に飽和してしまう、いわゆる「白飛び」が生じやすい、暗い被写体ではノイズが無視できないなどがある。レンズやCCDの大きさが同じならば、CCDの解像度を高めるほどこれらの現象が顕著になる。

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このページは、essahoiが2003年12月 8日 15:11に書いたブログ記事です。

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