BROBAの有料映像コンテンツが常に快適に視聴できるのは何故か

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 プロバイダとしてのBROBAに接続して映画などを観る時には、一般のインターネット回線を通らずCDN回線(注1)を通る。BROBAのCDNはNTT東日本・NTT西日本の地域IP網と直結しており、インターネット網とは異なる。このため、ブロードバンドスピードテスト(http://www.speedtest.jp/)
の結果とは無関係に、1.5Mbps(最高6Mbps)の映像が常に快適に鑑賞できる。実際に、スピードテスト結果が200kbpsであった時に1.5Mbpsで高品質な映像での映画鑑賞ができた。
 私の家の場合、午後8時から10時のゴールデンタイムにインターネット経由で1.5Mpbsの通信速度を安定に維持するのは難しいから、映画鑑賞にはCDN回線経由が必須である。FTTHだから映画鑑賞もらくらくというような短絡的な期待は禁物である。

注1:CDN(Contents Delivery Network)とは
 ネットワーク上に複数の複製サーバーや蓄積サーバーを配置し、ユーザーへスムーズにコンテンツが配信できるように環境整備されたネットワークの総称。コンテンツの配信事業者が、ネットワーク内にコンテンツ配信用のサーバーを複数設置し、ユーザーにとって最適なサーバーに接続できるようになる。

 しかし、同じBROBAの映像コンテンツであっても無料映画などは映像が途切れて観にくいことがある。この場合は、配信アクセスが過多で無料映画用サーバの能力を上回ってしまったことが考えられる。それ以外にもパソコン側の設定に問題があることもある。BROBAのサポートに質問すれば指導してもらえる。

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このページは、essahoiが2004年2月 5日 16:47に書いたブログ記事です。

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