今回、最も高頻度で使っていたモバイルパソコンのHDがクラッシュした(注1)。修理することはやめ別のメーカのモバイルパソコンを入手した。再び同じ轍を踏まないようにネットワークHD(Buffalo社製)を新たに導入した。LAN上のコンピュータが共同利用できるファイルサーバである。パソコン内のファイル名を登録しておくと定期的に自動でバックアップしてくれる。電源は常時オン(消費電力17W以下)なのでHDの起動停止がなく、HDクラシュの可能性も低くなる。
写真:ネットワークHD
パソコンとネットワークHDとの2箇所に常にデータがあることになり、どれかがクラッシュしてもデータが消失してしまうことはない。価格は3万円強であったが、長期にわたる知的生産物を失う損失の大きさに比べたら安いものだ。使ってみると、LANにつながったパソコンならばパソコンの電源が入るとすぐに自分のHDのように使えるので大変に便利である。
注1:
中心的に使っていたモバイルノートパソコンのHDが前触れもなくクラッシュした。早速修理に出したがドライブの記憶内容は修復できないとのこと。 5か月分の重要なデータが失われてしまった。私は10年以上、多数のパソコンを使ってきたがHDがクラッシュした経験はなかった。まさか購入後2年でHDがクラッシュするとは考えもしなかった。甘かった。
このモバイルノートは購入以来トラブルが多かった。最初は購入直後に「すべてのプログラム」のアプリケーション名が流れて読めないという信じられないトラブルがあった。バグフィックス用のCD-ROMを送ってもらって修正した。1年後くらいに、今度はCD-Rが読めなくなった。半年後に外付けDVD-CDドライブを取り付けて対応した。そして今度のHDのクラッシュである。
振り返ってみると、DVD-CDドライブを設置する際に、なかなかうまくゆかず2~3度ブルースクリーンになったことがあった。その後、デフラグをかけてはいるが、今度のクラッシュに関係しているかもしれない。インターネットで調べたら、HDクラッシュを予測するフリーソフトがあるらしい。パソコンメーカはこのようなソフトこそをプレインストールしておいて欲しいものだ。
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