大根池の最近のブログ記事
音聞橋から天白公園へと、いつものコース。いつもの顔ぶれの小鳥たち。散歩の定例コースなのでやむを得ない。
少しアップでとれた小鳥もあった。やはりアップで撮りたいが、砂州は川の向う岸なので、なかなか近寄れない。実質600mmの望遠ではなかなか小鳥の顔のアップは撮れない。またのチャンスを期待しよう。シジュウカラまでは音聞橋、カワラヒワは天白公園。
コチドリ | キセキレイ | ジョウビタキ雄 |
音聞橋。最近よく見かける。目の周りに黄色な環がある(下のトリミング写真参照)ので、ハジロコチドリではない。本来は夏鳥なのに、少数は越冬する。
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留鳥または漂鳥、ハクセキレイやセグロセキレイはよく見かけるが、キセキレイは少ない。ところが最近はよく見かける。
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冬鳥。水辺にいるのは珍しい。
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ジョウビタキ雄 | シジュウカラ | カワラヒワ |
近くの木に飛んできてくれたので大きく撮れた。野鳥と仲良くならないと近くに来てくれない。
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留鳥、音聞橋ではシジュウカラはなかなか見かけない。貴重な一枚。
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天白公園、比較的アップで撮れた。人が好きなのか、人が多くいると集まってくる。留鳥。
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カワラヒワ | コチドリ | |
ヒワではないと思う。
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上に載せたコチドリの写真のトリミング写真。目の周りに黄色な環があるので、コチドリだ。
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暖かい朝だ。風も無い。新池にゆくとカモがいる。ここにはいろいろなカモが来る。今日はオカヨシガモがいる。カルガモよりは小ぶりで雄の尻が黒い。雄の嘴は黒く、雌の嘴は黄色だ。
オカヨシガモ |
カモ目カモ科マガモ属。シベリアなどで繁殖し冬に飛来する冬鳥だ。マガモより小さい。
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新池を後にして天白川の音聞橋の上流に行く。 今日は、いつもの砂州を見ると、コガモのほか小鳥がいろいろ居るようだ。ここはいろいろ食べ物があるらしい。撮った順番に並べると、コチドリ、コガモ、ハクセキレイ、ジョウビタキ(雄)、コサギ、イソシギ、キセキレイ、カワラヒワ、カワセミ(撮れず)だ。キセキレイは希少種ではないか?
コチドリ | コチドリ |
コガモ |
今は冬だから冬鳥のハジロコチドリかと思ったが、名古屋地方ではコチドリが越冬するらしい。 |
小型の鴨だ。
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コチドリ |
トリミング写真
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コサギ | イソシギ | キセキレイ |
後ろ髪がある
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昨年も今頃ここに居た
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今年はよく見かける
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キセキレイ | カワラヒワ | カワラヒワ |
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河川敷などでも見かける
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天白川の後で天白公園の大根池に行く。ジョウビタキのメスが葦の中にいた。大根池には最近よく野良猫を見かける。野鳥を狙っているので要注意だ。営巣しているペアなどが狙われるのではないか?何とか猫が池に来ないようにできないか?
ジョウビタキ雄? | ジョウビタキ雌 |
世間ではコロナウイルスの感染による肺炎を恐れて、外出を控えている人も多いようだ。しかし、自然の中ではウイルスは飛んでいないと判断し、今日も出かけた。
音聞橋の上流では、コガモ、コサギ、ツグミが一緒に食事をしていた。砂州や浅瀬があり、雑草の茂みが深く、餌が多い場所なのだろう。このような場所は整備せずに保存しておいてほしい。名古屋市の河川管理部署に強く訴えたい。整備すると虫や小魚、藻類もなくなり、餌場が消えてしまう。一方、狸はいつもの住み家にいなかった。先日の大雨による増水で、危険を感じて場所を変えたのだろう。住み家は浸水していなかったが。
コガモの夫婦 | コサギ | ツグミ |
カモ目、カモ科、冬鳥。川の流れに首を突っ込んで食事をしていた。夫婦が一緒にいることが多い。
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コウノトリ目、サギ科、留鳥。餌のある所に鳥も集まる。 |
スズメ目、ツグミ科、冬鳥。シベリアから渡ってくる。この冬はいろいろな場所で多く見かける。
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ツグミ | ジョウビタキの雌 | アオサギ |
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スズメ目、ツグミ科、冬鳥。人見知りしない。大根池の土手を歩いている。昨年も来た個体に違いない。
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コウノトリ目、サギ科、留鳥。ここ数日、大根池の中の島のこの場所が気に入っている。
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ツグミ |
天白公園の芝生広場にいた。毎年ここに来る。昨年は数羽一緒に見かけた。人が少ないときに来る。
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真冬にしては暖かい、薄曇りである。天白公園は土曜日なのに人出が少ない。新型コロナウイルスによる感染を警戒しているのだろうか?
大根池の周りをゆっくり歩いていると、池の南東あたりの高木にコゲラを見つけた。9年ぶりだ。大根池ではなかなか見かけない鳥だ。
コゲラ | コゲラ | コゲラ |
キツツキ目、キツツキ科、留鳥。日本で一番小さなキツツキ。チョコチョコと動き回るので、撮りづらい。これは姿勢はよかったが、ピントが甘くなってしまった。
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ピントはよかったが顔が隠れてしまった。 |
少し斜めな姿勢が残念。
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カワラヒワが多数みつかった。声も出さず、飛び回りもしていないので、余程注意しないと見過ごす。野鳥は居るのに中々見つけられないものである。慣れてくると、見つけられるようになる。それがまた野鳥撮影の醍醐味となる。
カワラヒワ | カワラヒワ | カワラヒワ |
スズメ目、アトリ科、留鳥。アトリに似て、くちばしが太い。全体にふっくらとしているし、鳴かずに静かなので、シメかとも思ったが、羽の一部が黄色なので、やはりカワラヒワであろう。
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動かずに、鳴かずに、静かに留まっている。
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今は野鳥が一番多くみられる時期だ。期待して音聞橋に行く。音聞橋の下流側は、河原や堤防の雑草や木立がきれいに刈り取られてしまったのに対して、上流側はまだ刈り取られていない。今日は、思いがげなくも、草などが堆積した河原に何と狸の親子がいた。狸の姿を撮ったのは2010年2月にオアシスの森以来10年ぶりだ。川原を散歩中の人が教えてくれた。教えてくれなければ気づかなかっただろう。
母親と子供が2匹。母親は腰のあたりに怪我をしているらしく、毛が赤く染まっている。一生懸命になめている。いつまでも枯草豊かな河原が存続するわけでもなく、短期の住みかと思うが、こんな町中に狸が3匹もいることに驚いた。散歩している人に聞くと、住宅から出る生ごみを餌に住みついているとのこと。母親の怪我は交通事故によるものか? 子狸を二匹もつれて生き抜くのは可能なのか? 早く深い森(オアシスの森など)に帰ってほしいものだ。
傷ついた母狸と2匹の子狸 | 傷をなめる母狸 |
母親は腰のあたりが血で赤く染まっている。
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こちらを警戒する母狸 | |
心なしか元気がなさそう。真昼間に人目に付くところで座っているのは、よほどのことであろう。
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狸を撮ってから、先に行こうとしたら、今度はなんと、これも何年振りかのカワセミに出会えた。9年前に、平子橋近くで見かけて以来だ(数年は野鳥撮影を中断していた為)。野鳥の宝石ともいわれる美しい鳥だ。この一年間、何度かこの道を歩いているが、出会わなかった。見落としていたのか? 散歩中の人の話では、ここらあたりに住み着いていて、毎日、何度も見かけるとのこと。ここの河原は刈込されないので、野鳥が豊富とのこと。
カワセミの雄 | カワセミの雄 |
ブッポウソウ目カワセミ科。留鳥または漂鳥。
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大根池にゆくと、池の土手でアオジの雌が、独り地面を突っついていた。草の実などを探している。今年はよく見かける。
アオジの雌 | アオジの雌 |
近づいても逃げない。
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近づいてアップで撮る
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アオジの雌 | |
草の実を食べている
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9時丁度に新池でカルガモの雛が水に潜ってエサ取りをしていた。小さいのに健気である。池端には黒猫が雛を狙っている。孵った雛のうち成長になるのは数分の一になるだろう。
カルガモの雛 | 野良猫 |
盛んに潜っている
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今の時期、巣立った雛の多くが猫やカラスの餌食になる
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天白公園の西山に登ると、雑木の落ち葉の上をシロハラが歩いていた。この冬、初めてお目にかかる。落ち着いた鳥で、近づいてもなかなか逃げず、ゆっくりと歩いている。
シロハラ | シロハラ |
対馬などで繁殖して渡ってくる。スズメ目ツグミ科、冬鳥
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枯葉を撥ね退けながら虫などを探す。
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大根池の岸辺には、小鳥が巣を作って子育てをしている。スズメ、ホオジロ、ジョウビタキ、モズなどがいる。それを狙って野良猫が歩き回っている。空にはカラスが小鳥を狙っている。野生の世界は、緊迫感にあふれている。
カイツブリ | 小鳥を狙う野良猫 |
小さな水鳥だ。10秒弱潜って、思わぬ場所に現れる。カイツブリ目カイツブリ科、留鳥または漂鳥
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ホオジロやジョウビタキの巣の在り処をよく知っていて周辺を巡回している。
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ヒドリガモが岸辺に寄ってくれたので、大写しできた。
ヒドリガモ | ヒドリガモ |
今日も又、いつものコースで歩く。今日はカメラEOS50Dの焦点合わせを従来のマニュアルではなく、応用撮影モードのPにしてAF(自動焦点)をオンにして、AFフレームを中心の1ポイントで合点するようにし、野鳥をピンポイントで狙う。レンズは120-400mm。
新池に行ったら、なんとアオサギとダイサギが会話していた。ピントの合った写真を撮ることができた。
アオサギとダイサギ | |
こんな近くで一緒にいるのを見るのは初めてだ。コウノトリ目サギ科、留鳥。
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大根池の堤の斜面では冠羽を持ったホオジロが5~6羽ほどいた。2月18日に撮ったホオジロと同じか?カメラの設定をピント合点にしたので、ピントの合った写真が撮れるようになった。
カシラダカ? | カシラダカの夫婦? |
緊張すると冠羽を立てる。冠羽が立っているように見えるが・・・。スズメ目ホオジロ科、冬鳥。
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色の濃いのがオスで、薄いのがメスか?2羽そろって撮れたのはラッキーだ。
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同じく、すこし離れた堤斜面でジョウビタキのオス、少し離れてジョウビタキのメスが撮れた。いつも姿を見せてくれる二羽だ。ピントが合ってきれいな写真となった。
ジョウビタキのオス | ジョウビタキのメス |
先日来、撮っている同じ個体だ。冬鳥。
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先日来、撮っている同じ個体だ。冬鳥。
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今回はモズが姿を現さなかった。ぜひピントの合った写真を撮りたいのだが、・・・
カメラEOS50D(0.8kg)とSIGMA 120-400mm(1.5kg)とで合計2.3kgをザックに入れて出かけた。天白公園では珍しいカワウを400mmで撮った。さらに池の周りを歩くと、先日ジョウビタキを見かけた場所で再びジョウビタキ、少し離れた木立の枝にホオジロを見つけた。ホオジロは最初はスズメかと思ったが、撮ってみたらホオジロだった。
カワウ | ジョウビタキの雄 |
カワウ用のとまり杭の上で休んでいる。マニュアルで撮ったためと、被写体が遠方過ぎたため、手振れとピンボケで不明瞭な写真となった。
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先日来見かけている個体と思われる。
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ホオジロ | 葦の中のホオジロ |
しっかりと撮れた。メスか?
スズメ目ホオジロ科、わき腹が赤褐色、留鳥
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数羽いたが一羽しか撮れなかった。
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いずれも400mmで撮ったが、鳥の像は大きく撮れたが、ピンボケや手振れで、多くの写真は使えなかった。400mm望遠レンズの使い方をもう一度、勉強し直さないと、きれいな写真は撮れそうにない。
いつもの天白公園コースを歩く。新池に立ち寄って、カイツブリやカワウを撮ってから、土原の山を登り愛英黒石幼稚園の前を通って天白公園に向かう。
カイツブリ(新池) | カワウ(新池) |
カワウ(新池) | ダイサギ(新池) |
羽を乾かしている。羽に油脂の分泌が少ないので、時々羽を広げて乾かしている。昔からカワウは新池によく来る。ペリカン目ウ科
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よく見かけるようになった。
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大根池では同じ場所で、またジョウビタキを見かけた。ジョウビタキは毎年同じ場所にやってきて、一冬過ごしてゆく。一度場所を決めて定住を始めると、人をあまり警戒しなくなる。
ジョウビタキの雄(大根池) | 藤原岳 |
今日は2羽見かけた。なかなかこちらを向いてくれない。警戒されている。
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土原の山の上から見えた。強い風が雲を吹き飛ばしてくれている。
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午前9-10時頃、天白公園西山に登り、大根池に降りる。西山公園ではヒヨドリしか見かけない。大根池の中を探しながら2周する。まず、バン(ツル目クイナ科)が多く目に入る。普通は葦の中で隠れて生活するらしいが、ここでは池端に上ってエサを探す鳥も多い。オオバンもいる。
バン | バン |
全く見かけない日もあるが、今日はいっぱいいる。ツル目クイナ科、留鳥または漂鳥
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水鳥だが足に水かきがない。指が非常に長く、水かきができる。ツル目。陸に上がって餌を探すことも多い。
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オオバン | 大型の魚が集まってきた |
いつ行っても居る鳥。ツル目クイナ科オオバン属、留鳥または漂鳥、水かきはないが指が幅広いので、水かきができる。
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大型の魚が小魚を食べてしまうので、水鳥のエサが少なくなっているのではないか?
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ジョウビタキのメス | ジョウビタキの雌の拡大画像 |
赤い羽根を見せながらひらひら飛んできた。スズメ目ツグミ科、冬鳥
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時々見かける。
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ダイサギ | スズメの大群 |
コウノトリ目サギ科、夏鳥、オーストラリアなどから飛来する。嘴が黄色、足は黒い。
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こんな大群は最近では初めて見かける。
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今日は風がないので暖かい。大根池も昨日よりは凍っている部分が減っている。マガモ、ヒドリガモやバンが南西の岸寄りの葦の中に入り込んで根元を掘り返している。被写体距離が短くなったので詳細な姿が取れた。昨日はいなかったヒドリガモ(カモ目カモ科)がいたのでいろいろと撮る。頭頂の黄色の毛がかわいらしい。同じように見えても毎日新種のカモが混じっているところが興味深い。マガモ、ヒドリガモはユーラシア大陸などで繁殖し、日本には冬鳥として飛来し、越冬する。
その後、北の山に入り込んでジョウビタキなどを探したがいない。あきらめて帰ろうと思ったらよく太ったツグミが近くに留まってくれた。いままでで一番明瞭に撮れたのではないか?厳密に画像を見ると35mm換算で640mmの超望遠レンズを手持ちで撮影しているので手ぶれている。次は三脚を持ってこようかな?