戸笠公園の最近のブログ記事

 薄曇りで気温9℃の中、テレコンの実効果がどの位か?期待して螺貝池から戸笠池を歩く。風はない。天が味方してくれて多くの顔ぶれが出迎えてくれた。結果はテレコンの効果はすばらしいということ。一方、マニュアルフォーカスになるので、やはり撮影者の目の良さが結果を左右する。ジャストピントはなかなか難しい。

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ハシビロガモ雌 ハシビロガモ雌 モズ雌
アップで撮れた。テレコンの威力だ。
カモ目カモ科マガモ属、冬鳥。ユーラシア大陸で繁殖し、冬になると飛来する。
動かないのでピントが合わせやすい。
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ホシハジロ雄 ジョウビタキ雄 アオジ雄
カモ目カモ科ハジロ属。ピントが少し甘くなった。対象が動くので、マニュアルフォーカスではピント合わせがむつかしくなる。
   アップで撮れた。
スズメ目ホオジロ科ホオジロ属、冬鳥。アップで撮れた。
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アオジ
相当離れた場所にいたが、何とか捉えている。テレコンの威力。

 あられが降ったり、不安定な曇り日だ。風があり、昨日よりは寒い。戸笠公園の葦原で野鳥を探していたら池の端の木立の下で、枯れ草をひっくり返しているヒクイナを見つけた。きれいな鳥だ。レッドリストに上がっている絶滅危惧種だ。本来は夏鳥であるが、東海地区では冬でも見かけるようになっているらしい。5-8月に子育てをする。名古屋市内で見つけられたのはラッキーかもしれない。

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ヒクイナ ヒクイナ
ツル目クイナ科ヒメクイナ属、夏鳥、体長19-23㎝

 一時期は、日本では農薬のために、餌になる小動物が減少し、ヒクイナも見かけなくなったが、今は都会の中の池などでは小動物が繁茂できる環境ができてきたのだろう。うれしいことだ。特に戸笠池は住民が大事に整備しており、プラスチックごみなども見かけない良い環境になっている。名古屋市で冬に見られるのは温暖化も関係していると思われる。


ホシハジロがたくさん眠っている。一方、カルガモは元気に食事中。

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ホシハジロ ホシハジロ

みな眠っている。町中の公園の池をねぐらに使うらしい。

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カルガモ

カルガモ
   カモ目カモ科、留鳥
   町中の池を餌場に使う。



 今が渡り鳥が一番多く見られる時期か?

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キンクロハジロ キンクロハジロとホシハジロ
   カモ目カモ科、冬鳥
  ホシハジロが少し大きい
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ホシハジロ ホシハジロ
   カモ目カモ科、冬鳥
北極圏で繁殖し、越冬のために日本に飛来した。




 雨上がりの芝生を見ると、小さな生き物が生き生きと生活している。散策中に最近見ていないネジバナをたくさん見つけたので、スマホで撮ろうとしたがピントが合わない。自宅に戻ってからEOS50Dに交換レンズEFS18-200mmをつけて、公園に戻り、草むらの中をいろいろと撮影した。ピントの合った写真が撮れた。よく見るといろいろな花や虫がいる。

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ネジバナ チョウトンボ
   数多く咲いている。
 チョウトンボも多くいる。
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ツルアリドオシ モンシロチョウ ショウジョウトンボ
アカネ科、ツルアリドオシ属
葉が卵型でないのが気になるが・・・
 チョウ目、アゲハチョウ上科、シロチョウ科。
 羽根に黒い紋が二つある。この紋からモンシロの名前が付いた。
トンボ目、トンボ科、アカトンボ亜科。44-55mm。平地の池や水田などでよく見かける。
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アオメアブ ハルジオン ヒョウモンモドキ?

 交尾の最中

河川敷や草原などでよく見かける。

キク科、ムカシヨモギ属の多年草、道端でよく見かける。北アメリカ原産の帰化植物。大正時代に観賞用として輸入された。
    チョウ
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ショウリョウバッタ ショウリョウバッタ セイヨウタンポポ
褐色のタイプ
緑色のタイプ
キク科、タンポポ属の多年草。ヨーロッパ原産の帰化帰化植物。

ツバメを撮った

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 今日は気持ちの良い日曜日。オアシスの森を経て、螺貝池、戸笠池を回る。
オアシスの森の山根口ではウグイスが盛んに鳴いていたが、姿が見えない。場所をどんどん変えるので、しっかりと探せない。大きな三脚を据えた人がいたが、果たしてうまく撮れたかどうか?
 梅林の奥でコヒガンザクラ?が満開だ。

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コヒガンザクラ?

 稲田口へ向かうと、開花し始めたミツバツツジの群生があった。

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コバノミツバツツジ
周りの木々をきれいに整備してくれてあるので、今年も元気な姿を見せてくれそうだ。1950年代以前は、全山がツツジの花で真っ赤に染まったそうだ。

 戸笠公園では、黄色の花が咲き始めていた。池では、今日は多くの水鳥がいた。キンクロハジロが一羽交じっていた。種が違っても一緒にいると安心なのだろう。

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ウンナンオウバイ キンクロハジロの群れ
 戸笠公園で咲いている。
 モクセイ科ソケイ属、常緑半つる性
キンクロハジロとホシハジロの夫婦、同じハジロ属。カモ目カモ科ハジロ属。保全状況は減少懸念だそうな。冬鳥
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ツバメ 2羽のツバメが交叉
最近、よく見かけるようになった。うれしいことだ。野鳥公園を整備すれば鳥は集まってくる。
4~5羽のツバメが飛んでいた。
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ナヨクサフジ
池の土手で沢山の花が咲き始めている。ヨーロッパ原産で飼料や緑肥として栽培、1943年ごろ日本に帰化。つる性1年草、マメ科ソラマメ属

 21日~22日は重いD50は持たず、スマホのみもって花を撮って歩く。春盛りで、野草も樹木も花をつけ始めている。道端の小さな野草の花を見つけるのは楽しみだ。ソメイヨシノはまだ未開花だ。
 21日は戸笠池の土手などで撮る。

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ムスカリ ヒイラギナンテン(樹木)
土手で咲いている。原産地は地中海沿岸~西アジア。野鳥が種を拡散しているらしい。土手などで広く繁殖している。キジカクシ科 ムスカリ属
  キンポウゲ目メギ科。
  戸笠公園の植木。

 22日は天白中学の裏山の道から天白公園へ。裏山の道にシャガが一凛咲いていた。

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シャガの花
アヤメ科アヤメ属。木の下、斜面など湿ったところに咲く。最近見かけなくなったので、うれしい。
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レンギョウ ソメイヨシノ
天白公園の植木。モクセイ科レンギョウ属、中国原産
天白公園の桜はいつも遅咲きだ。
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河津桜(カワヅザクラ)
早咲きの桜。一本だけありよく目立つ。最初に春を知らせる。

 天白図書館から北に上がって、ハローフーズの北にある天白川の南の堤防上の歩道を東に向かって野鳥を探した。この近辺は砂州や岸辺の草叢、灌木などが豊富にある。昨日もこのあたりをカメラなしで散策したところ、砂州でツグミやセキレイなどが遊んでいた。野鳥のえさが豊富にあるのだろう。

 そこで、今日は午前10時ごろ、400㎜望遠をもって再び訪れた。ツグミはいなかったがハクセキレイやイソシギが撮れた。話しかけてきた人によると、先日カワセミが2羽いて、飛んだ姿が大変きれいであったとのこと。期待できる撮影スポットだ。このような環境を維持してゆきたいものだ。次回はぜひカワセミを撮りたい。

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ハクセキレイ ハクセキレイ

草叢や砂州もあり、水もきれいで、野鳥にはうれしい環境

スズメ目セキレイ科、留鳥または漂鳥、ホオジロハクセキレイではなかった。過眼線(目の左右黒い線)がある。

 環境の色の中に溶け込んで、見逃すところだった、イソシギが1羽歩きまわていた。

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イソシギ イソシギ
環境に溶け込んで識別しにくい。
   チドリ目シギ科
   体長20cm+α
   夏鳥または漂鳥

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