野の動物(鳥以外)の最近のブログ記事

 今は野鳥が一番多くみられる時期だ。期待して音聞橋に行く。音聞橋の下流側は、河原や堤防の雑草や木立がきれいに刈り取られてしまったのに対して、上流側はまだ刈り取られていない。今日は、思いがげなくも、草などが堆積した河原に何と狸の親子がいた。狸の姿を撮ったのは2010年2月にオアシスの森以来10年ぶりだ。川原を散歩中の人が教えてくれた。教えてくれなければ気づかなかっただろう。

 母親と子供が2匹。母親は腰のあたりに怪我をしているらしく、毛が赤く染まっている。一生懸命になめている。いつまでも枯草豊かな河原が存続するわけでもなく、短期の住みかと思うが、こんな町中に狸が3匹もいることに驚いた。散歩している人に聞くと、住宅から出る生ごみを餌に住みついているとのこと。母親の怪我は交通事故によるものか? 子狸を二匹もつれて生き抜くのは可能なのか? 早く深い森(オアシスの森など)に帰ってほしいものだ。

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傷ついた母狸と2匹の子狸 傷をなめる母狸
母親は腰のあたりが血で赤く染まっている。
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こちらを警戒する母狸
  心なしか元気がなさそう。真昼間に人目に付くところで座っているのは、よほどのことであろう。

 狸を撮ってから、先に行こうとしたら、今度はなんと、これも何年振りかのカワセミに出会えた。9年前に、平子橋近くで見かけて以来だ(数年は野鳥撮影を中断していた為)。野鳥の宝石ともいわれる美しい鳥だ。この一年間、何度かこの道を歩いているが、出会わなかった。見落としていたのか? 散歩中の人の話では、ここらあたりに住み着いていて、毎日、何度も見かけるとのこと。ここの河原は刈込されないので、野鳥が豊富とのこと。

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カワセミの雄 カワセミの雄
ブッポウソウ目カワセミ科。留鳥または漂鳥。

 大根池にゆくと、池の土手でアオジの雌が、独り地面を突っついていた。草の実などを探している。今年はよく見かける。

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アオジの雌 アオジの雌
   近づいても逃げない。
   近づいてアップで撮る
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アオジの雌
   草の実を食べている

 雨上がりの芝生を見ると、小さな生き物が生き生きと生活している。散策中に最近見ていないネジバナをたくさん見つけたので、スマホで撮ろうとしたがピントが合わない。自宅に戻ってからEOS50Dに交換レンズEFS18-200mmをつけて、公園に戻り、草むらの中をいろいろと撮影した。ピントの合った写真が撮れた。よく見るといろいろな花や虫がいる。

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ネジバナ チョウトンボ
   数多く咲いている。
 チョウトンボも多くいる。
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ツルアリドオシ モンシロチョウ ショウジョウトンボ
アカネ科、ツルアリドオシ属
葉が卵型でないのが気になるが・・・
 チョウ目、アゲハチョウ上科、シロチョウ科。
 羽根に黒い紋が二つある。この紋からモンシロの名前が付いた。
トンボ目、トンボ科、アカトンボ亜科。44-55mm。平地の池や水田などでよく見かける。
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アオメアブ ハルジオン ヒョウモンモドキ?

 交尾の最中

河川敷や草原などでよく見かける。

キク科、ムカシヨモギ属の多年草、道端でよく見かける。北アメリカ原産の帰化植物。大正時代に観賞用として輸入された。
    チョウ
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ショウリョウバッタ ショウリョウバッタ セイヨウタンポポ
褐色のタイプ
緑色のタイプ
キク科、タンポポ属の多年草。ヨーロッパ原産の帰化帰化植物。

 先日、6月12日に島田緑地の自然観察会に参加し、年に2回公開される「保全区域」を見学する機会に恵まれた。9年前に、土日祝日に公開されている「再生区域」を見てから今回まで、一度も訪れていなかった。9年目の6月12日(土曜日)に、たまたま訪れたら、偶然に「保全区域」の公開日だった。 今の時期はシラタマホシクサやハッチョウトンボが見られるということで、期待が高まる。普段から緑地の再生維持に携わっておられる10名以上のボランティアの人々の案内で「保全区域」に入った。

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島田緑地の航空写真(Googleマップから)
 緑地内には大きな池が二つある。右側の池が「保全区域」の池で、年に2回しか公開されない。保全区域は東南にある小高い山への傾斜地にあり、池の右端の山腹に湧水がある。この湧水で二つの池の水位が保たれている。昭和50年(1975年)ごろは、この一帯には東海地域でも有数の規模の湿地帯があったが、宅地造成のために現状まで狭くなってしまった。放って置くと雑草や外来生物(セイダカアワダチソウ、アメリカザリガニなど)が侵入し旧来の自然が失われてしまう。関係者の献身的努力で、旧来の湿地が維持管理されている。
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島田緑地平面図

名古屋市緑政土木局緑地維持課制作のパンフレットから引用

  今回、見つけた色々な自然の一部の写真を下に載せる。案内者の話では10日前までは数十種のトンボが見られたが、原因不明で、現在はほとんどいなくなってしまった。カラスが襲撃したのか? ハッチョウトンボは居る。保全区域の池を反時計時計回りに歩いて観察した。

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保全区域の入り口の池 タヌキモ モウセンゴケ
 食虫植物などが見られた。アメリカザリガニの捕捉かごが設置してあった。
 入り口の池の水面に浮いていた。食虫植物。タヌキモ属(Utricularia)は、シソ目タヌキモ科に分類される植物の一属。世界中の湿地に生息している。黒い粒が捕虫嚢。
 池縁で見かけた。食虫植物、モウセンゴケ科モウセンゴケ属に分類される多年草の1種。葉身はほぼ円形で長い毛が生えている。
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池縁を奥に登ってゆく 湧水源から湧水が湿地の中の細い沢を流れ下って池に入る。

 シラタマホシクサが咲き始めていた。

 花期は8月下旬から10月、環境庁のレッドリストの絶滅危惧種Ⅱ類に指定。

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ハッチョウトンボの雄と雌 ハッチョウトンボの雌 ハッチョウトンボの雄
右上に雌、左下に雄が同時に撮れた。あまり飛び回らず、じっとしている。体長は小さく、2cmくらい。
 地味な色で回りに溶け込む。目立たなくても雄が見つけてくれる。
 派手な目立ちやすい赤色。動物の世界では雄が派手な色を付ける。雄は小さな縄張りを持ち、静止状態で雌を待つ。
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メダカ ヒメツルソバ(外来種) 花の名前は不明
 昔は其処ら中で見かけたが、今はなかなか見かけない。ダツ目メダカ科メダカ属(学名 Oryzias)に分類される淡水魚の総称。
 ドジョウもいるらしい。
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ネジバナ 花の名前は不明 木の名前は不明

 昔の湿地帯で見られた動植物も、他に色々あったが中々把握できなかった。次の機会に写真に撮りたいものだ。

 今朝は暖かい。朝10時、天白公園ではたくさんの幼児たちが遊んでいる。野鳥はあまりいないがいつもの場所で多くのムクドリが餌をついばんでいる。大根池の土手ではキタキチョウが飛び始めた。

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キタキチョウ キタキチョウ
チョウ目シロチョウ科キチョウ属。草原や畑、道端や市街地などでごく普通に観察できる。    6月~12月
ヒメオドリコソウの花の蜜を吸っている。春の七草
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飛翔 二羽で乱舞
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スズメの背中
アップでとれた。スズメは何時もいる。なかなか可愛い。

 今日は土曜日なので、ウオーキング目的ではなく、野鳥撮影をする目的で、午前10時ころから、オアシスの森から相生山緑地を散策した。天候は晴天である。何時ものように、菅田口から入って、山根口、稲田口、笹原と歩いたが、まれにヒヨドリを見かけるが、他の鳥は全く現れない。これほどの大きな森で野鳥を見かけないのは異常ではないか?空からはカラス、地上では野良猫が野鳥を狙っているのか?それともエサがないのか?笹原口で人家の横で、やっとムクドリの群れが撮れた。

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ムクドリ

 道路沿いに南に向かって歩き、北沢辺りで再び相生山緑地に入る。桜並木を東に歩いても鳥はいない。

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桜並木(東方向を見る)

 白竜池(10年前には跡があったが、今は全く無くなっている)辺りで山道を北に入ると、右側の竹林の中に、廃屋化した炭焼き小屋が見えた。10年前には炭を焼いていた。ここに来たのは10年ぶりになる。炭焼き小屋を右に見てさらに上ると、谷川が現れた。水流は無いが水がところどころに溜まっている。雨が降ると水流ができるだろう。これは10年前と変わらない。10年前には下の写真のようだった。

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10年前の谷川の手前にある炭焼き小屋 10年前の谷川
材料の木材が集積してあった。
流れは無いが、川の窪みに水がある。

 現在の様子は、

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廃屋になった炭焼き小屋 現在の谷川

 谷川は今も残っており、ここは野鳥たち動物の水飲み場になっていると想像される。実際には野鳥は見かけなかったが、・・・。相生山緑地で数少ない水源の一つ?と思われる。しっかりと残っていたのでうれしくなった。

 さらに北に、急な坂道を登ると、林の中に明るい日差しの通る山道が整備されており、道の周辺の広場は、名古屋市が生産緑地地区と指定していた。人影は全くないが、歩道の整備の状態から見ると、散策に来る人は多いのではないか?開けた草叢には珍しい大きな蛾やモンキチョウを見かけた。モンキチョウは撮り損ねた。

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緑地の中に開けた山道 開けた所には名古屋市の看板が立ててあった。
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大きな蛾が居た。

 山道は、相生山の北海道(緑地の中に開けた野菜畑)にも通じているようだ。今回はそちらへは行かず、東方向に山道を歩き、桜並木の東端に降りることができた。

 朝9時半ごろ、200mm望遠レンズをつけて、天白川へ行く途中で、新生会第一病院の北の高台にある駐車場から西方向に鈴鹿山系がよく見えた。石灰石採掘現場である山の斜面の三角形状が特徴的な藤原岳がまず目に入る。その右側には御池岳、三国岳、左側には竜ヶ岳などが見える。山頂付近は冠雪している。御在所岳はさらに左か?お馴染みの景色だが何度見ても感動する。

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藤原岳の左右全体

藤原岳をアップ

左側の山塊が竜ヶ岳

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藤原岳の左の全体(竜ヶ岳)をアップ さらにアップ
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さらにアップ

 天白川の堤に出ると鳥はあまり見かけないが、わずかスズメ、ハクセキレイなどの顔なじみが見える。さらに目を凝らすと、ツグミが居た。遠方で見逃すところだった。ズームアップ(200mm)し、さらに画像処理でアップした。今年初めて見かける。10年ほど前には自宅の近くの電柱で見かけたのに最近は見かけない。やはり数が減っているのか?少し行くと、セグロセキレイが見つかった。今年初めて見かける。これも遠くで見逃すところだった。水鳥も見かけない。食べ物がないのだろう。

 天白川の水が奇麗になりすぎたためという説がある。土手の上から水中の魚が見えるくらいだ。

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ツグミ セグロセキレイ
スズメ目ツグミ科、冬鳥、シベリヤから渡ってくる。
スズメ目セキレイ科、留鳥
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土手から見える水中のコイ?

 やはり野鳥撮影には200mm望遠では解像度不足である。次回は元気があったら400mmを持ってゆく。

秋の気配

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 天白公園でヤブランの花が盛りできれいだ。ツユクサとのコントラストも素晴らしい。

相生山緑地ではヨウシュヤマゴボウが黒紫色に熟れている。きれいな実だ。北アメリカ原産の帰化植物らしい。明治の初めに持ち込まれて栽培されたらしいが、有毒で手に触れないほうが良い。

 トンボ池では赤とんぼが乱舞、相生山緑地では名称不明の花が咲いている。葉はソヨゴみたいだがソヨゴではない。マユミの花か?


カブトムシ

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 今年はカブトムシの死骸をよく見かける。天白公園と相生山緑地でそれぞれ一回ずつ見かけた。数年歩いているが、今まで見かけたことはなかった。今年は大発生しているのかもしれない。死骸は蟻などがすぐにばらばらにして持って行く。固い部分はそのままにして内臓などを持って行く。自然の営みには無駄がない。


セミ

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 今年も蝉がいっぱいだ。鳴き声はうるさいけれど、夏らしくて良い。セミの鳴き声のしない森など薄気味悪い。時期的にはまずクマゼミが鳴きはじめ、続いてアブラゼミだ。ニーニーゼミも鳴いているはずだがなかなか聞き分けられない。ツクツクボーシが鳴きはじめると、いよいよ夏も終わりに近い。まだ鳴いていないから酷暑はまだまだ終わりそうにない。
 繁殖を終えたクマゼミやアブラゼミの死骸が地面に多く転がっている。よく見るとなかなかきれいだ、精巧に作られた発声部分など興味深い。自然の造形美を見るといつもながら不思議な気持ちにさせられる。

 ヤンマが至近距離で撮れた。


 今は一番暑い時期だ。炎天下の散歩は気が進まないが、決めたことはやり通さないとという気持ちで傘を日よけにして歩いている。世の中では熱中症も頻発しているようなので、水筒をもって水を補給しながら、体を冷やしながら歩いている。体調の悪い日にはさすがに歩くスピードが落ちるし、斜面の登るのもしんどくなる。そんなときに元気づけてくれるのが、野原の情景だ。炎天下で花を咲かせている野草、元気に飛び回っているトンボ、大量に巣立っているクマゼミをみると元気が出てくる。

  ワルナスビ(ナス科)、 オニユリ

  サルスベリが鮮やかな季節だ。炎天下でもみずみずしい花を次々と咲かせるこの花は原産地はインド北部。やはり熱帯に咲く花は他の花とは一味違う。

  シオカラトンボ、ヤンマ、クマゼミ?の抜け殻、地面に開いた幼虫が出てきた穴。かれらには一番元気が出る暑さに違いない。

 天白公園。陽射しが痛いほど熱い。森に入れば一挙に涼しくなる。西山から降りると叢に光るものが見えた。よく見るときれいな昆虫の死骸だ。初めは色合いの派手さにプラスチックス製のおもちゃかと思ったが、どうもそうではない。タマムシ(玉虫)だ。久しぶりに見た気がする。何十年ぶりか?小学生の頃以来に違いない。夏の一番熱い時期に見られる昆虫だ。国宝に玉虫の厨子が有名だが、今は渋い色しか見られないが、製作の当時はさぞかし派手な色合いの厨子であっただろう。

 てんぱくプレイパークの裏から小山に上る入り口でイトトンボにであった。いつもこのあたりにいるトンボだ。あまり行動範囲は広くないらしい。


天白川の魚たち

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 植田で天白川の右岸の道を歩いていたら、天白川に住む魚たちの案内版があった。コイなどは橋の上などからよく見られるが、その他にもいろいろ日本古来の定番の魚が多く住んでいることがわかってうれしい。だいぶ前になるが2004年の6月にモロコ(タモロコ?)が水面からジャンプしているのを写真に撮ったことがある。このモブログ研究にも写真を載せてある。
 絶滅が心配されているメダカも住んでいるらしい。ブラックバスなどに食べられてしまいそうだが、ブラックバスなどの駆除が早く進むことに期待するしかない。


 オアシスの森クラブの人が子供たちにトンボ池に住む虫たちを教えていた。脱皮した直後のギンヤンマのヤゴを見つけて先生も生徒も興味津々。その他ザリガニもいた。これはヤゴたちを食べてしまうので駆除。


 名古屋女子大近くでケッケッケッ・・・・・・という元気な鳴き声、モズが電線に留まって鳴いている。正門横のケヤキの大木がきれいに黄葉している。


 相生山緑地のヤマガキと芝モミジが秋の色を発散している。


 相生山緑地の中でエナガとメジロが群れていた。エナガが10羽以上一緒に居るのは珍しい。大きな群れで居ると安心感が強いのか近づいても逃げないし、近寄ってくる。


 山根公園の紅葉が一段と鮮やかになってきた。今がピークか?

 いつもは忙しく飛び跳ねているメジロだが、この暑さではじっとして動かない。


擬態の蝶

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 天白公園を歩く。進化とはいえ、どんなメカニズムでこんな蝶が生まれるのか?人間の想像力を超える。


トンボ池でヤンマ

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 今日は土曜日でビオトープの島田緑地に入園できる日だ。7月になったので、ハッチョウトンボが姿を現しているころだと気がつき、早速出かけてみた。ところがハッチョウトンボは見つからず、代わりにモノサシトンボとメダカ(最近ではなかなかお目にかかれない)を見かけたので、写真に撮ってきた。

 モノサシトンボは水辺では他所でも良く見かける種類らしいが、今まで小生は見たことがなかった。トンボ目 イトトンボ亜目 モノサシトンボ科、体長は4から5cm。メダカはよそから持ってきたものらしい。メダカにお目にかかるのは何十年ぶりだ。(荒池公園のトンボ池にはメダカに似たカダヤシが居るがメダカではない)
 管理人の人の話では、ハッチョウトンボは今日は居ないが時々姿を現すそうだ。一日6時間も同じ場所に留まっていたりするそうだ。9月ころまでは見かけるとのことだから、この夏に写真に撮れる可能性は高い。

 今日は400mmの望遠レンズをリュックに入れて螺貝池に勇んで出かけた。ヨシゴイを撮るためである。本当は600mmが必要なのだが、残念ながら持っていない。今日も数人の600mmレンズの持ち主が数人池端に陣取っていた。30分ほど待ってみたがヨシゴイは現れない。待っている間、池の水面でトンボが飛び交っていた。ヤンマの他にチョウトンボ(トンボ目トンボ科チョウトンボ属)が数匹。その名のごとく蝶の様にひらひらと飛び、トンボらしくない。羽は青紫色で金属光沢がある。
 時間もないのでヨシゴイの出現を待たずに螺貝池を後にする。鳥を撮るには時間の余裕と忍耐心が必要のようだ。

ベニシジミ

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ケータイでアップ。


タヌキ

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 ケータイからアップ。

相生山で朝からタヌキ

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 相生山小学校の東側の雑木林の中で、タヌキがジュースの缶を噛んでいる。通行人が立ち止まって見ていても逃げない。中にジュースが残っているのか?ケータイからアップ。

イモムシ

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 ケータイからアップ。

 久しぶりに荒池(名古屋市の農業センターの東南)まで歩いた。荒池の北側道路沿いの部分がきれいに整備されていた。ここ1~2年の内に整備されたようである。池そのものは自然の形で残されている。釣り人が腰まで浸かってつりに熱中している様は絵になる。

 農業センターから荒池に行く途中に人工のトンボ池があり、"なんとメダカが居るではないか! これこそ実物の顔を見るのは数十年ぶりか?"と思った。しかし、後で専門家から聞いたら、メダカ(ダツ目メダカ科)ではなくカダヤシ(カダヤシ目カダヤシ科)というメダカに似ている北アメリカ原産の外来種であることが分かった。まぎらわしい!なんでこんなところにカダヤシをおいているのか?!せめてこんなところだからこそメダカをおいてほしかった。


 今日は静かに羽を広げて留まってくれた。 おおきなヤンマだ。


 今日の菅田口のトンボ池は生き物で生き生きしていた。トンボ池はボランティアの人々の手によって以前に作られたものである。トンボ、チョウ、野鳥がいっぱいいた。池で生まれたトンボなどを狙って野鳥が集まったに違いない。まずここでシオカラトンボなどに混じって、ヤンマトンボが悠然と飛んでいたので驚いた。こんな大きなトンボは中学時代(50年以上前)にギンヤンマを追って以来、見たことがなかった。タイワンウチワヤンマか?撮影技術の未熟さのゆえに、飛翔中のトンボがぼけてしまった。この季節中になんとか立派な写真を残したいものだ。アゲハチョウは花の蜜を吸っている。またシジュウカラも、さらにはトラツグミ(スズメ目ツグミ科、幼鳥?)も隠れてトンボ?を狙っている。トラツグミはオアシスの森にいるとは聞いていたが、今回初めてお目にかかった。レンズが18-200mmの汎用ズームレンズなので、ズームアップの解像度などがいまいちだ。もっと高倍率の解像度の高いレンズが欲しくなる。


昆虫や鳥

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 鳥が少なくなったせいか、昆虫が目立ち始めたような気がする。シオカラトンボ、ホタルガ、ベニシジミなどに出会った。一方、シジュウカラは鳥箱に入ったり出たりしている。子育てをしているのか?


モンキアゲハか?

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 モンキアゲハなら珍しいアゲハ蝶らしい。大型の蝶だが、日本では一番大きな蝶らしい。時々見かける。


 枇杷が色づき始め、ハルユキノシタ(ユキノシタ科、ユキノシタ属)が日陰で咲いている。写真のトンボはオスのショウジョウトンボである。トンボ科、ショウジョウトンボ属。オスは全身真っ赤で、メスは橙色である。体長は4から5センチ強。俗にアカトンボといわれるアキアカネ(トンボ科、アカネ属、体長約40MM)よりひとまわり大きい。参考までにハッチョウトンボも全身真っ赤であるが、体長はオスで20㎜、メスは18㎜とはるかに小さい。


 久しぶりに天白川の植田方面に行ってみた。強い日差しの中で、河川敷の野草の葉や花などがいっせいに伸びて春たけなわといったところである。耳の位置にある赤いマークが特徴的なアメリカミシシッピ亀の群れが甲羅を干している。ペット用に持ち込まれた亀が捨てられたり逃げ出したりして野生化した外来種である。セグロセキレイも良く見かける。川べりの桜にはサクランボが色づいている。


ヤマアカネか

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 稲田口あたりでヤマアカネを見つけた。比較的薄い赤色の中型トンボ。相生山緑地に入るとノイバラがみずみずしく咲いていた。みかんの花も咲いているが、もう青い実がなっている枝もある。


 今日も相生山緑地を歩く。また、いろいろなチョウチョを見かける。10種類くらいも居るのではないか?いや、もっとかな?モンキチョウ(シロチョウ科、モンキチョウ亜科)とモンシロチョウ(シロチョウ科、モンシロチョウ属)は多数飛び回って花の蜜を吸っている。珍しかったのはクロコノマチョウ(タテハチョウ科、コノマチョウ科)だ。樹木でうす暗くなっていた道の枯れ葉に留まっていた。


     さてどれが蝶か?擬態

 天白公園からケータイでアップ。爬虫綱カメ目、ヌマガメ科、アカミミガメ属。大根池の西側の遊歩道を歩いていたら道路の中央をカメが歩いていた。虫か何かを追いかけて道路に出てしまったのか?近づくと首をちじめて警戒している。目の後ろの部分に赤い模様があるので、「赤耳亀」という名前が付いたらしい。元々はペット用に持ち込まれたものが捨てられたり逃げ出したりして野生化した外来種だが、大根池でも日本の固有種のクサガメやイシガメを押しのけて増えているのだろう。


ハグロトンボ

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 梅森の香具山橋の下に雌雄が並んでいた。胴体がカラフルなのが雄。夏に水辺の薄暗いところに住んでいるらしい。

写真:梅森の香具山橋の下で見かけたハグロトンボ

ニホンイシガメ

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 20cmくらいの大きさ。日本の固有種の水亀。きれいな亀だ。農業用水のきれいな急流を必死でさかのぼっていた。清冽な水と豊かな自然環境を好むらしい。このあたりはまだこの両方とも残っているということだ。うれしいかぎりだ。

写真:岩崎川周辺の田圃への農業用水で見かけたニホンイシガメ

モロコ飛翔

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 <>big人の目にはキラキラする光と認識されるだけで、魚の姿は見えない。カメラを構えていたら散歩中のどこかのおじいさんが「何かね?」と言いながら近寄ってきた。デジタルカメラにははっきりと小魚が写っていたので納得してくれた。はからずも人間の目の弱点が理解できた。 毎秒4コマの連写では、一匹の魚について言えば、1コマしか写っていない。つまり、空中に居る時間は0.2秒くらいだろう。このくらいの時間では人間は魚の姿を認識できないようだ。

写真:天白川で見かけたモロコの大群と飛翔

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