液晶テレビを更新

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 2008年にソニー製の地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビのブラビア(型番KDL-46X1-N)を購入し、12年間使い続けた。途中の8年目にノイズが多くなったので基板交換をして使い続けた。4年目に「衛星通信アンテナがショートしている」というメッセージが頻繁に表示されようになり(アンテナ自体は問題ない)、テレビの故障と判断し、12年目にして買い替えとなった。
 発色、音色とも好みに合い、快適に使い続けたが、さすがに12年は限界だった。
 そこで、次は同じくソニーの液晶テレビKJ-55X9500Gを購入した。購入に際して、販売店から有機ELテレビも勧められたが、明るさが暗めだったこともあり、止めた。音色も好みでなかったので、外付けのスピーカモジュールを購入した。

 ここからが、本日の論点になるのだが、今どきのテレビはユーザが好むと好まざるにかかわらず、コンピュータテレビになっており、使ってみた感想としては、まだまだ「使いやすさに改良の余地がある」ということだ。
 Android-OSが全体を仕切っており、テレビをうまく扱うにはコンピュータの知識がないとむつかしい。例えば、インターネットへの接続、Bluetoothイヤホンの設定などのメンテナンスを、いまのようなやり方で一般ユーザにやらせるのはどうかと思う(注記1)。 テレビのOSが自動更新され使い方や表示が突然変わってしまうのもいただけない。

 インターネットに繋げるようになっており、YouTubeなどがみられるようになっているのは大変にうれしいが。それにもかかわらず、インターネットWebサイトが見られないというちぐはぐもある。いっそのことスマホのようにしてしまうのも面白いのではないか?
 
注記1:Bluetooth イヤホンの使い勝手の悪さに苦労している。なぜか、イヤホン使用時にテレビの音がスピーカから消えなかったりする。正常にイヤホンを使えるようにするためには、テレビをパソコンのように再起動しないとだめ。
 

 購入価格が3万円以上した某社製のプリンタが購入後3年半で突然壊れた。2つのインクタンクからのジェットが止まってしまった。 インクは純正品を使ってきた。ノズルのクリーニングをやっても変化なし。明らかに電気系統の故障だ。ネット上にも同様なクレームが載っている。
使い方の頻度としては、多くもなく、少なくもなく、週に1~2回使ってきた。ネットで調べると、インクジェット・プリンターの寿命は3年から5年ということだ。何故こんなに寿命がばらつくのか? 設計思想と製造技術に根本的な欠陥があると言わざるを得ない。自家用車で部品寿命が3~5年と言ったらみんなが怒り出す。自動車は修理しながら10年20年と使える。

 インクジェットプリンターの修理を依頼しようと思ったら、購入価格の半分以上もする修理代を要求してきたる。これもひどい! 残念だが、もっと低価格の別機種を注文する羽目になった(コールセンターが推奨した)。結果、予備に買っていたインクがすべて使えなくなってしまった。1万円はゆうに超えるインクが不要になってしまった。本当に腹が立った。

 おそらく、他のメーカー品も似たり寄ったりと思うが、こんな商品寿命を平気で設定する業界の常識がおかしい。数年後には(価格が高くなっても)もっと長い寿命を安定に実現できたメーカが現れ、市場を制すのではないか?

 2012年からEndeavorST125EでWebサーバーを運用してきたが、その間、windowsのバージョンも大きく変わり、Webページの制作・編集の速度が耐え切れないほど遅くなってしまった。そこで今回ついに、EndeavorAT944Eに入れ替えたところ、Webページの制作・編集が大幅に軽くなった。

 2003年にkunolabsを始めてから15年目、4回目の再構築である。MovableTypeもVer3.1から始めて、今回はVer.7である。16年間、Webページの内容はあまり変化していないのに、周辺がどんどん変わってきて、4回も再構築をする羽目になった。

 マルチメディアの世界は、外から見ると変化していなくても、システムはどんどん変化しないと維持できない世界である。

 旧来のメディアである「紙の本」は、一度印刷さえすれば数百年は維持できる。この点で紙のメディアは優れており、コンピュータによるメディアが達成できていない点である。

 

 約2年間、記事を書くことを休んでいたが、再び書きたいという意欲が沸いてきたので、始めることにする。 はたして記録のしがいがある内容の文章が書けるだろうか? しばらく続けてみよう。

 自動車も広く考えれば、マルチメディア商品だといえなくもない。そこで、このブログに登場させてもらうことにした。
 デジタル家電業界が韓国、台湾のメーカに殲滅させられそうな中で、自動車業界はまだ元気だ。欧米、アジアの列強のメーカに負けずに技術面でリードを保っている。代表選手はトヨタ、ホンダが製造しているハイブリッド(HV)車である。生産量でも日本の量産車のトップグループを占めている。現在から近未来まで、日本の元気の基として期待できる。
 HVへの批判は「つなぎの技術だ」というものである。本命は、電池自動車、燃料電池自動車だという。確かにHVは従来型のガソリン車のエネルギー効率を20-30%に高めるだけである。また、現状でも、ディーゼルエンジン車や希薄燃焼型のガソリンエンジン車のほうが、製造コストが低くて優位だという説もある。しかし、現実にはディーゼル車に関しては排気ガスが健康面に及ぼす不安があるし、希薄燃焼型のガソリンエンジン車は決して安くはない。HVの最大の問題は製造コストが高いということである。モータや電池の価格が余分にかかってくる。しかし、これについても日本や米国のユーザが高くてもHV車を買っている現状から考えると、価格の高さを補う魅力があると考えるべきではないか?

 HVの方式について

 フルハイブリッド(THS、トヨタ方式)は発進はEV(電気自動車)で、加速にはエンジンも加わる。定速走行時にはEVにエンジンも加わる。減速時は発電ブレーキとなる。減速機は遊星ギヤーを中心にしたシステムそのものであり、金属ベルト減速機(CVT)は使わない。電池が充電不足になると、エンジンが発電機を回して充電する。ホンダ方式は金属ベルト減速機(CVT)を使う。トヨタ方式と比べて燃費が10%ほどわるいが、構造が簡単なので、製造価格が安いし、耐久性も高いと思われる。燃費はHVでない車に対して、トヨタ式は35%、本田式は25%くらい高くできる。この10%の差と価格差をどう考えるかで選択が決まる。

 市場ではトヨタのプリウスがホンダのフィットを販売量で上回っているが、ホンダも健闘している。将来はどちらが勝つかは、わからない。