2019年2月アーカイブ
9時丁度に新池でカルガモの雛が水に潜ってエサ取りをしていた。小さいのに健気である。池端には黒猫が雛を狙っている。孵った雛のうち成長になるのは数分の一になるだろう。
カルガモの雛 | 野良猫 |
盛んに潜っている
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今の時期、巣立った雛の多くが猫やカラスの餌食になる
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天白公園の西山に登ると、雑木の落ち葉の上をシロハラが歩いていた。この冬、初めてお目にかかる。落ち着いた鳥で、近づいてもなかなか逃げず、ゆっくりと歩いている。
シロハラ | シロハラ |
対馬などで繁殖して渡ってくる。スズメ目ツグミ科、冬鳥
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枯葉を撥ね退けながら虫などを探す。
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大根池の岸辺には、小鳥が巣を作って子育てをしている。スズメ、ホオジロ、ジョウビタキ、モズなどがいる。それを狙って野良猫が歩き回っている。空にはカラスが小鳥を狙っている。野生の世界は、緊迫感にあふれている。
カイツブリ | 小鳥を狙う野良猫 |
小さな水鳥だ。10秒弱潜って、思わぬ場所に現れる。カイツブリ目カイツブリ科、留鳥または漂鳥
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ホオジロやジョウビタキの巣の在り処をよく知っていて周辺を巡回している。
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ヒドリガモが岸辺に寄ってくれたので、大写しできた。
ヒドリガモ | ヒドリガモ |
今日は日曜日で、歩いている人が多い。老人はゆっくりと散歩、若い人はジョギングだ。私は菅田口から山根口、相生山口、相生山小学校、桜並木と鳥を探して歩いた。梅が其処ら中で咲いているが、鳥はなかなか見かけない。
菅田口では、まったく見かけない。やっと山根口で数羽のメジロが木の実を食べているのを見つけた。山根口の梅林ではジョウビタキのような鳥が地面で虫を啄んでいるのを見かけたが、近づくとすぐの森に逃げ込んでしまって撮れない。その後、相生山小学校から桜並木に向かったが、やっと東口近くでアオジが路上で歩いているのが撮れた。
メジロ | アオジ |
山根口の入り口にある梅林にて。
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桜並木の入り口の路上にて。この場所では数年前にも10羽くらいのアオジがいた。スズメ目ホオジロ科、漂鳥。
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午前9時に出発。天白川に向かってゆくと、途中の家の生垣から、数十羽の小鳥が飛びたって、別の家の高木へ飛び移っていた。よく見るとメジロの群れだ。最近なかなかお目にかかれなかったので、うれしかった。住宅街の中で元気に生きていることが分かった。
メジロ | メジロ |
メジロ、スズメ目メジロ科、留鳥または漂鳥 |
天白川の菅田緑地から川縁を下ってゆくと、コンクリートの川底で流れが急な部分が作ってある。ここでセグロセキレイが元気よく飛び回っていた。石にはえている藻を食べているらしい。天白川ではセグロセキレイに良く出会える。
セグロセキレイ | セグロセキレイ |
岩にはえている水藻を食べている。スズメ目セキレイ科、留鳥
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流れの急な部分が終わった流れの緩やかな部分で、マガモの夫婦が泳いでいた。コガモもいる。両種ともユーラシア大陸から渡ってくる。
マガモの夫婦 | コガモもいる |
カモ目カモ科、
おもに冬鳥 一部は留鳥
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カモ目カモ科、冬鳥
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ヒドリガモのオスとメスもいる。ハクセキレイは住宅の中でもよく見かける。天白川のハクセキレイは太っていて大きい。
ヒドリガモのオスとメス カモ目カモ科マガモ属、冬鳥 |
ハクセキレイ |
手前の緑色の頭のカモはマガモ
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ハクセキレイ、スズメ目セキレ科、留鳥
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今日も又、いつものコースで歩く。今日はカメラEOS50Dの焦点合わせを従来のマニュアルではなく、応用撮影モードのPにしてAF(自動焦点)をオンにして、AFフレームを中心の1ポイントで合点するようにし、野鳥をピンポイントで狙う。レンズは120-400mm。
新池に行ったら、なんとアオサギとダイサギが会話していた。ピントの合った写真を撮ることができた。
アオサギとダイサギ | |
こんな近くで一緒にいるのを見るのは初めてだ。コウノトリ目サギ科、留鳥。
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大根池の堤の斜面では冠羽を持ったホオジロが5~6羽ほどいた。2月18日に撮ったホオジロと同じか?カメラの設定をピント合点にしたので、ピントの合った写真が撮れるようになった。
カシラダカ? | カシラダカの夫婦? |
緊張すると冠羽を立てる。冠羽が立っているように見えるが・・・。スズメ目ホオジロ科、冬鳥。
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色の濃いのがオスで、薄いのがメスか?2羽そろって撮れたのはラッキーだ。
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同じく、すこし離れた堤斜面でジョウビタキのオス、少し離れてジョウビタキのメスが撮れた。いつも姿を見せてくれる二羽だ。ピントが合ってきれいな写真となった。
ジョウビタキのオス | ジョウビタキのメス |
先日来、撮っている同じ個体だ。冬鳥。
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先日来、撮っている同じ個体だ。冬鳥。
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今回はモズが姿を現さなかった。ぜひピントの合った写真を撮りたいのだが、・・・
カメラEOS50D(0.8kg)とSIGMA 120-400mm(1.5kg)とで合計2.3kgをザックに入れて出かけた。天白公園では珍しいカワウを400mmで撮った。さらに池の周りを歩くと、先日ジョウビタキを見かけた場所で再びジョウビタキ、少し離れた木立の枝にホオジロを見つけた。ホオジロは最初はスズメかと思ったが、撮ってみたらホオジロだった。
カワウ | ジョウビタキの雄 |
カワウ用のとまり杭の上で休んでいる。マニュアルで撮ったためと、被写体が遠方過ぎたため、手振れとピンボケで不明瞭な写真となった。
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先日来見かけている個体と思われる。
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ホオジロ | 葦の中のホオジロ |
しっかりと撮れた。メスか?
スズメ目ホオジロ科、わき腹が赤褐色、留鳥
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数羽いたが一羽しか撮れなかった。
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いずれも400mmで撮ったが、鳥の像は大きく撮れたが、ピンボケや手振れで、多くの写真は使えなかった。400mm望遠レンズの使い方をもう一度、勉強し直さないと、きれいな写真は撮れそうにない。
朝9時半ごろ、200mm望遠レンズをつけて、天白川へ行く途中で、新生会第一病院の北の高台にある駐車場から西方向に鈴鹿山系がよく見えた。石灰石採掘現場である山の斜面の三角形状が特徴的な藤原岳がまず目に入る。その右側には御池岳、三国岳、左側には竜ヶ岳などが見える。山頂付近は冠雪している。御在所岳はさらに左か?お馴染みの景色だが何度見ても感動する。
藤原岳の左右全体 |
藤原岳をアップ 左側の山塊が竜ヶ岳 |
藤原岳の左の全体(竜ヶ岳)をアップ | さらにアップ |
さらにアップ |
天白川の堤に出ると鳥はあまり見かけないが、わずかスズメ、ハクセキレイなどの顔なじみが見える。さらに目を凝らすと、ツグミが居た。遠方で見逃すところだった。ズームアップ(200mm)し、さらに画像処理でアップした。今年初めて見かける。10年ほど前には自宅の近くの電柱で見かけたのに最近は見かけない。やはり数が減っているのか?少し行くと、セグロセキレイが見つかった。今年初めて見かける。これも遠くで見逃すところだった。水鳥も見かけない。食べ物がないのだろう。
天白川の水が奇麗になりすぎたためという説がある。土手の上から水中の魚が見えるくらいだ。
ツグミ | セグロセキレイ |
スズメ目ツグミ科、冬鳥、シベリヤから渡ってくる。
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スズメ目セキレイ科、留鳥
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土手から見える水中のコイ? |
やはり野鳥撮影には200mm望遠では解像度不足である。次回は元気があったら400mmを持ってゆく。
いつもの天白公園コースを歩く。新池に立ち寄って、カイツブリやカワウを撮ってから、土原の山を登り愛英黒石幼稚園の前を通って天白公園に向かう。
カイツブリ(新池) | カワウ(新池) |
カワウ(新池) | ダイサギ(新池) |
羽を乾かしている。羽に油脂の分泌が少ないので、時々羽を広げて乾かしている。昔からカワウは新池によく来る。ペリカン目ウ科
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よく見かけるようになった。
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大根池では同じ場所で、またジョウビタキを見かけた。ジョウビタキは毎年同じ場所にやってきて、一冬過ごしてゆく。一度場所を決めて定住を始めると、人をあまり警戒しなくなる。
ジョウビタキの雄(大根池) | 藤原岳 |
今日は2羽見かけた。なかなかこちらを向いてくれない。警戒されている。
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土原の山の上から見えた。強い風が雲を吹き飛ばしてくれている。
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今日は快晴で風もなく暖かい。何時もの定番のコースを9時20分から9時40分にかけて、螺貝池から戸笠池へ歩く。何時もの野鳥のメンバーのほか、今日は戸笠池で水鳥のミコアイサを見かけた。ミコアイサは潜り専門の小型(カラスより小さい)の鳥である。野鳥も、天気がよくて風がなく暖かい日の方が活発に動き回るようだ。餌となる虫や小魚なども活発に外に出てくるためだろう。
ミコアイサ | ミコアイサ |
被写体が遠すぎて、200mm望遠では大きくはっきり写らない。1羽だけ見かけた。カモ目カモ科アイサ属、雄、冬鳥
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いつもは地上にいるムクドリが螺貝池の中の浮遊木の上に、いつもは池の中にいるダイサギが戸笠公園の芝生の上で遊んでいた。
浮遊木の上のムクドリ 今日は付近に10羽以上見かけた。スズメ目ムクドリ科、留鳥 |
ダイサギも池から離れて芝生の上に出てきた。 コウノトリ目サギ科ダイサギ属、留鳥 |
いつものシジュウカラが今日も元気でいる。
シジュウカラ | シジュウカラ |
この数日間姿を見せる同じ個体か? スズメ目シジュウカ科、雄、留鳥 |
今日は薄曇り、気温は低い(+3.5度くらい)が風はないので体感温度は暖かい。朝9時過ぎに新池から大根池に歩く。新池にはカワウが2匹、ダイサギが1匹、マガモの雌などがいた。カワウを撮ろうとしたが逃げられた。警戒心が強い。
大根池に行く。いつも通り水鳥が目につくが、カモの仲間のヒドリガモの雄が1羽混ざっていた。
ヒドリガモ | ヒドリガモ |
個体数が減少傾向にあり、レッドリストに載っている。カモ目カモ科マガモ属、ユウラシア大陸北部で繁殖し日本などへ渡ってくる。渡り鳥、冬鳥、
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大根池の周りを歩きながら、野鳥を探しているとまず目に入るのはスズメの群れ。最近増えた様な気がする。さらに葦の枯草の中にジョウビタキの雄がとまっていた。少し離れた葦の中にモズの雄がいた。モズは今が繁殖期だ。
ジョウビタキの雄 | モズの雄 |
あまり動かないので、よく見ないと見つけにくい。シベリア、カラフト、千島、中国北部から渡ってくる冬鳥。スズメ目ツグミ科、冬鳥
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これはよく動いていたが、小さいのでなかなか見つけにくい。漂鳥、春から夏には山地で繁殖し、冬には平地で過ごす。スズメ目モズ科、留鳥または漂鳥
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午前9-10時頃、天白公園西山に登り、大根池に降りる。西山公園ではヒヨドリしか見かけない。大根池の中を探しながら2周する。まず、バン(ツル目クイナ科)が多く目に入る。普通は葦の中で隠れて生活するらしいが、ここでは池端に上ってエサを探す鳥も多い。オオバンもいる。
バン | バン |
全く見かけない日もあるが、今日はいっぱいいる。ツル目クイナ科、留鳥または漂鳥
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水鳥だが足に水かきがない。指が非常に長く、水かきができる。ツル目。陸に上がって餌を探すことも多い。
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オオバン | 大型の魚が集まってきた |
いつ行っても居る鳥。ツル目クイナ科オオバン属、留鳥または漂鳥、水かきはないが指が幅広いので、水かきができる。
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大型の魚が小魚を食べてしまうので、水鳥のエサが少なくなっているのではないか?
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ジョウビタキのメス | ジョウビタキの雌の拡大画像 |
赤い羽根を見せながらひらひら飛んできた。スズメ目ツグミ科、冬鳥
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時々見かける。
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ダイサギ | スズメの大群 |
コウノトリ目サギ科、夏鳥、オーストラリアなどから飛来する。嘴が黄色、足は黒い。
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こんな大群は最近では初めて見かける。
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ここ数日、野鳥を探しながらオアシスの森、相生山緑地を歩き始めた。野鳥の居場所を見つける感覚を取り戻すのに時間がかかりそう。野鳥は減っていると思われるが、家の庭木にミカンを切って枝に突き刺しておくと、はやばやとヒヨドリが来る。先日にはメジロが2匹やってきた。メジロは撮り損ねたが、野鳥はどこかに隠れているとの感じを強くした。カラス、ヒヨドリ、ムクドリはどこに行っても居るが、それ以外の野鳥はなかなか見つからない。下に示す写真は、数少ない成果である。
ハクセキレイ | スズメ |
人を恐れず、道路上を歩き回っている。
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昔は町にスズメが溢れていたが、最近は見かけない。
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ヒヨドリ | カルガモの雌と子供たち |
ヒヨドリが溢れている。ミカンの実を小枝に突き刺しておくとすぐに来る。
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双子池に10羽以上いた。
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ジョウビタキ | キジバトとムクドリ |
オアシスの森の西側外にある菅田あたりの梅園で撮った。200mmレンズには遠すぎた。めったに見かけなくなった。
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同じく菅田あたりの梅林の中で。
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キジバト | キジバト |
相生山緑地の桜並木にて。
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相生山緑地の桜並木にて。
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