天白川の最近のブログ記事

 音聞橋の上流は流れが緩やかで、川岸に砂州や低木も多くあり、野鳥の餌場としては好ましい環境になっている。いろいろな小鳥が集まってくる。是非ともこの環境を壊さないでほしいものだ。最近は名古屋市による川岸の整備が進んでおり、音聞橋上流もパワーショベルに荒らされるのではないかと心配になる。自然を残しながら河川の強度を増すことを考えてほしい。
 対岸からしか撮れないので撮影距離が長くなり鳥の像が小さくなる。この場所での前回の写真は、テレコン無しだった。今回はテレコン分だけ小鳥が大きく撮れた。一方、ピント合わせで失敗した例も数多い。

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ツグミ カワセミ
音聞橋の上流で最近雑草を刈り取った広場はツグミが好きで、数羽のツグミがいた。  また出会えた。2度目である。このあたりに住み着いているらしい。今回は×1.4のテレコンをつけているので、前回(2月12日)よりは少しアップ(1.4倍)で撮れたと思われる。
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ジョウビタキ コゲラ
対岸からは裸眼では見つけにくい小さな鳥だが、この大きさで撮れれば満足だ。
ジョウビタキを撮っていたら、ひらひらと飛んできて、目の前の木にとまってくれた。
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コゲラ コゲラ
キツツキ目キツツキ科、留鳥 ピントがいまいちだ。




 風も無く晴れて暖かい。10℃くらいか? テレコンをつけて鳥を探しながらいつものコースを歩く。ウオーキングが主目的の散策なので顔なじみの鳥にしか会えないのはしょうがない。MFになってしまうので、ジャストピントの写真が少ないのも問題。カメラをEOS90Dに替えてAFを使うのもありか?

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ツグミ雄 ツグミ雄 モズ雄
音聞橋の下流の河川敷で発見。だいぶ離れていたが、撮影。トリミングしなくても何とか使える。
雌はめったに見かけないのは何故?
大根池のデイキャンプ場近くの池端の高木にとまっていた。今まで撮ったモズの写真の中では一番迫力のある写真だ。テレコンの威力。

 音聞橋から天白公園へと、いつものコース。いつもの顔ぶれの小鳥たち。散歩の定例コースなのでやむを得ない。
少しアップでとれた小鳥もあった。やはりアップで撮りたいが、砂州は川の向う岸なので、なかなか近寄れない。実質600mmの望遠ではなかなか小鳥の顔のアップは撮れない。またのチャンスを期待しよう。シジュウカラまでは音聞橋、カワラヒワは天白公園。

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コチドリ キセキレイ ジョウビタキ雄
音聞橋。最近よく見かける。目の周りに黄色な環がある(下のトリミング写真参照)ので、ハジロコチドリではない。本来は夏鳥なのに、少数は越冬する。
留鳥または漂鳥、ハクセキレイやセグロセキレイはよく見かけるが、キセキレイは少ない。ところが最近はよく見かける。
冬鳥。水辺にいるのは珍しい。
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ジョウビタキ雄 シジュウカラ カワラヒワ
近くの木に飛んできてくれたので大きく撮れた。野鳥と仲良くならないと近くに来てくれない。
留鳥、音聞橋ではシジュウカラはなかなか見かけない。貴重な一枚。
天白公園、比較的アップで撮れた。人が好きなのか、人が多くいると集まってくる。留鳥。
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カワラヒワ コチドリ
ヒワではないと思う。
上に載せたコチドリの写真のトリミング写真。目の周りに黄色な環があるので、コチドリだ。

 暖かい朝だ。風も無い。新池にゆくとカモがいる。ここにはいろいろなカモが来る。今日はオカヨシガモがいる。カルガモよりは小ぶりで雄の尻が黒い。雄の嘴は黒く、雌の嘴は黄色だ。

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オカヨシガモ
カモ目カモ科マガモ属。シベリアなどで繁殖し冬に飛来する冬鳥だ。マガモより小さい。


 新池を後にして天白川の音聞橋の上流に行く。 今日は、いつもの砂州を見ると、コガモのほか小鳥がいろいろ居るようだ。ここはいろいろ食べ物があるらしい。撮った順番に並べると、コチドリ、コガモ、ハクセキレイ、ジョウビタキ(雄)、コサギ、イソシギ、キセキレイ、カワラヒワ、カワセミ(撮れず)だ。キセキレイは希少種ではないか?

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コチドリ コチドリ

コガモ

今は冬だから冬鳥のハジロコチドリかと思ったが、名古屋地方ではコチドリが越冬するらしい。
    小型の鴨だ。
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コチドリ
    トリミング写真

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コサギ イソシギ キセキレイ
    後ろ髪がある
   昨年も今頃ここに居た
   今年はよく見かける
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キセキレイ カワラヒワ カワラヒワ
  河川敷などでも見かける

天白川の後で天白公園の大根池に行く。ジョウビタキのメスが葦の中にいた。大根池には最近よく野良猫を見かける。野鳥を狙っているので要注意だ。営巣しているペアなどが狙われるのではないか?何とか猫が池に来ないようにできないか?

 

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ジョウビタキ雄? ジョウビタキ雌

 世間ではコロナウイルスの感染による肺炎を恐れて、外出を控えている人も多いようだ。しかし、自然の中ではウイルスは飛んでいないと判断し、今日も出かけた。
 音聞橋の上流では、コガモ、コサギ、ツグミが一緒に食事をしていた。砂州や浅瀬があり、雑草の茂みが深く、餌が多い場所なのだろう。このような場所は整備せずに保存しておいてほしい。名古屋市の河川管理部署に強く訴えたい。整備すると虫や小魚、藻類もなくなり、餌場が消えてしまう。一方、狸はいつもの住み家にいなかった。先日の大雨による増水で、危険を感じて場所を変えたのだろう。住み家は浸水していなかったが。

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コガモの夫婦 コサギ ツグミ
カモ目、カモ科、冬鳥。川の流れに首を突っ込んで食事をしていた。夫婦が一緒にいることが多い。
コウノトリ目、サギ科、留鳥。餌のある所に鳥も集まる。
スズメ目、ツグミ科、冬鳥。シベリアから渡ってくる。この冬はいろいろな場所で多く見かける。
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ツグミ ジョウビタキの雌 アオサギ
スズメ目、ツグミ科、冬鳥。人見知りしない。大根池の土手を歩いている。昨年も来た個体に違いない。
コウノトリ目、サギ科、留鳥。ここ数日、大根池の中の島のこの場所が気に入っている。
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ツグミ
天白公園の芝生広場にいた。毎年ここに来る。昨年は数羽一緒に見かけた。人が少ないときに来る。

 今日は異常に暖かい。4月~5月並みの陽気だそうだ。そんな中で、菅田橋上流の天白川緑地でツグミを発見し、なかなか近寄れないが、なんとかカメラに収めた。同時にカワセミが飛んできたが、逃げられて撮れなかった。今の時期、いろいろ野鳥に出会えそうになってきた。一方、川原の雑草や低木がどんどん伐採され、野鳥には住みにくくなっている。名古屋市には、野鳥の専門家を交えて、川原の野鳥環境の保全について、工夫してもらいたいものだ。工夫一つで野鳥の楽園ができそうだ。

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ツグミの後ろ姿 少し寄る、背伸びしている
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もっと寄る 後ろ姿



 今は野鳥が一番多くみられる時期だ。期待して音聞橋に行く。音聞橋の下流側は、河原や堤防の雑草や木立がきれいに刈り取られてしまったのに対して、上流側はまだ刈り取られていない。今日は、思いがげなくも、草などが堆積した河原に何と狸の親子がいた。狸の姿を撮ったのは2010年2月にオアシスの森以来10年ぶりだ。川原を散歩中の人が教えてくれた。教えてくれなければ気づかなかっただろう。

 母親と子供が2匹。母親は腰のあたりに怪我をしているらしく、毛が赤く染まっている。一生懸命になめている。いつまでも枯草豊かな河原が存続するわけでもなく、短期の住みかと思うが、こんな町中に狸が3匹もいることに驚いた。散歩している人に聞くと、住宅から出る生ごみを餌に住みついているとのこと。母親の怪我は交通事故によるものか? 子狸を二匹もつれて生き抜くのは可能なのか? 早く深い森(オアシスの森など)に帰ってほしいものだ。

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傷ついた母狸と2匹の子狸 傷をなめる母狸
母親は腰のあたりが血で赤く染まっている。
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こちらを警戒する母狸
  心なしか元気がなさそう。真昼間に人目に付くところで座っているのは、よほどのことであろう。

 狸を撮ってから、先に行こうとしたら、今度はなんと、これも何年振りかのカワセミに出会えた。9年前に、平子橋近くで見かけて以来だ(数年は野鳥撮影を中断していた為)。野鳥の宝石ともいわれる美しい鳥だ。この一年間、何度かこの道を歩いているが、出会わなかった。見落としていたのか? 散歩中の人の話では、ここらあたりに住み着いていて、毎日、何度も見かけるとのこと。ここの河原は刈込されないので、野鳥が豊富とのこと。

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カワセミの雄 カワセミの雄
ブッポウソウ目カワセミ科。留鳥または漂鳥。

 大根池にゆくと、池の土手でアオジの雌が、独り地面を突っついていた。草の実などを探している。今年はよく見かける。

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アオジの雌 アオジの雌
   近づいても逃げない。
   近づいてアップで撮る
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アオジの雌
   草の実を食べている

 昨年、イソシギを撮った音聞橋の上流に今日はコチドリがいた。最初はイソシギと思ったが、よく見ると首周りが環状に白く、イソシギとは違う。調べてみると千鳥の一種のコチドリか?本来は夏鳥であるが、一部は越冬するらしい。

 音聞橋の上流の砂州は、昨年にはイソシギがいた。ここにはチドリが好む餌があるのか?

 調べてみたら、本ブログの2010年2月5日に音聞橋より下流の天白川緑地あたりで、コチドリ?を撮っている。

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コチドリ コチドリ コチドリ
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コチドリのトリミング写真
チドリ目チドリ科。
ハジロコチドリならば、北極圏で繁殖し、日本には旅鳥または冬鳥として飛来する。ハジロコチドリにしては体長が短い。目の周りに黄色い環があるのでコチドリだ。

 秋の紅葉が真っ盛りの天白川を歩るいていたら、ユリカモメの群れに出会った。本来は干潟などに住んでいるが、最近は川の上流まで進出しているとのこと。人の出すゴミまで食べるようになり、爆発的に増えているらしい。チドリ目、カモメ科、冬鳥。体長は40cmくらいの中型鳥である。ユーラシア大陸などで繁殖し、冬に南下する。

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ユリカモメ ユリカモメ ユリカモメ

チュウサギの大群

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 ほとんどは一羽で行動するチュウサギだが、時々群れとなる。天白川の音聞橋で大群を見かけた。中にカワウも混じっている。チュウサギはコウノトリ目サギ科、カワウはペリカン目ウ科。

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アオサギの大群

 久しぶりに見つけた気がする。モブログ研究では2004年9月に岩崎川堤防で、また2006年8月に伊吹山で見かけて記載したが、その後は見かけなかった。多分、注意して探せばそこら中に咲いていそうだが、小生の散歩コースの公園などでは、最近は見かけていない。

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ツリガネニンジン ツリガネニンジン
キキョウ科ツリガネニンジン属
花期は8~10月。
若芽は食用、根は薬用。
可愛らしい花で見つけるとうれしくなる。イヌリンやサポニンを含み、免疫を高める効果などがある。昔の人が経験でこれを知っていたのには感心させられる。

 天白図書館北の天白川河川敷は、野草で覆われている。何時もは土手の道路を歩いているが、梅雨時の野花を見てみたくなって、河川敷に降りて歩いた。野花の種類が戸笠公園とは違っているのが面白い。ネジバナはなかった。後で天白公園にも行って、芝生の中にネジバナを探してみたが、無かった。8年前の天白公園には、あったのに。人の出入りが激しくなった為か?

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ベニバナセンブリ

ベニバナセンブリ

ハルシャギク

清楚で可愛らしい花だ。
リンドウ科ベニバナセンブリ属、2年草、花期は6月~8月、帰化植物
ヨーロッパでは全草を苦味健医薬として利用する。
キク科ハルシャギク属、1年草、花期は6月~9月、帰化植物、ハルシヤとはペルシャのこと。北アメリカ原産。
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ムラサキツメクサ ムラサキツメクサの群生

ツマグロヒョウモン

ヨーロッパ原産の多年草、牧草として輸入されたものが野生化。花期は5~10月。マメ科シャジクソウ属。
ツマグロヒョウモンの  つがいを眺めるツマグロ ヒョウモンの雄



 午後2時過ぎに菅田口からオアシスの森へ入る。鳥の気配はない。トンボ池近くでキタキチョウがたくさん飛んでいた。ヒメオドリコソウの花の蜜を吸っている。天白公園でもヒメオドリコソウにとまっていた。この花の蜜が好きらしい。ヒメオドリコソウはヨーロッパ原産の越年草で、シソ目シソ科オドリコソウ属。咲いている花を適当に撮りながら、山根口、稲田口、笹原、天白川緑地と歩いた。

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 キタキチョウが蜜を吸う

    ヒメオドリコソウ   

ヒメツルニチニチソウ
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シャガ ミツバツツジ

 天白川緑地では、学校が春休みなので、子供たちが遊んでいた。自然の中で遊べるのは大変良いことだ。対岸の砂州では鳥が二羽、水浴びなどして遊んでいた。距離が遠いので鳥の種類は明確にはわからない。ハクセキレイか?

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天白川緑地

菅田橋の南から西方向を撮る

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ハクセキレイが2羽 水浴び

  

 今日は、朝9時過ぎに、新池、天白川、天白公園と歩いた。
天白図書館の北の天白川には、先日も見かけたイソシギとコガモがいた。さらに上流へ歩いてみたが、鳥はいなかった。土手のソメイヨシノはまだほころんでいない。

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コガモ
オスが3羽のメスを連れている。冬鳥、近く、シベリヤに帰るのか?

 天白公園では、灌木にシジュウカラが1羽いた。

 天白図書館から北に上がって、ハローフーズの北にある天白川の南の堤防上の歩道を東に向かって野鳥を探した。この近辺は砂州や岸辺の草叢、灌木などが豊富にある。昨日もこのあたりをカメラなしで散策したところ、砂州でツグミやセキレイなどが遊んでいた。野鳥のえさが豊富にあるのだろう。

 そこで、今日は午前10時ごろ、400㎜望遠をもって再び訪れた。ツグミはいなかったがハクセキレイやイソシギが撮れた。話しかけてきた人によると、先日カワセミが2羽いて、飛んだ姿が大変きれいであったとのこと。期待できる撮影スポットだ。このような環境を維持してゆきたいものだ。次回はぜひカワセミを撮りたい。

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ハクセキレイ ハクセキレイ

草叢や砂州もあり、水もきれいで、野鳥にはうれしい環境

スズメ目セキレイ科、留鳥または漂鳥、ホオジロハクセキレイではなかった。過眼線(目の左右黒い線)がある。

 環境の色の中に溶け込んで、見逃すところだった、イソシギが1羽歩きまわていた。

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イソシギ イソシギ
環境に溶け込んで識別しにくい。
   チドリ目シギ科
   体長20cm+α
   夏鳥または漂鳥

 先日、平子橋まで歩いた時、水鳥以外の野鳥の発見には恵まれなかったので、今回はさらに下って市立若宮商業高校下の川の合流点まで行ってみた。往復で13600歩。その結果、今年2度目のモズと、ホオジロなどを撮ることができた。平子橋の下流は両岸に草むらや灌木が多く、鳥が住み易いのかもしれない。

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カモたち
奥の2羽はマガモ、手前の3羽はコガモ

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モズ モズ
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木の実を加えるヒヨドリ センダンの木立と実
若宮商業高校近くでセンダンの実をくわえている。
10m以上の高木で、薄黄色の1cm近くの丸い実が沢山なっている。
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ホオジロ ホオジロ
帰りの登り道は、下り道の対岸を歩いた。ここでホオジロを見つけた。
ホオジロは脇腹が赤褐色で、見分けられる。
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ホオジロ スズメ
5~6羽が飛んでいた。

 午前9時に出発。天白川に向かってゆくと、途中の家の生垣から、数十羽の小鳥が飛びたって、別の家の高木へ飛び移っていた。よく見るとメジロの群れだ。最近なかなかお目にかかれなかったので、うれしかった。住宅街の中で元気に生きていることが分かった。

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メジロ メジロ
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メジロ、スズメ目メジロ科、留鳥または漂鳥

 天白川の菅田緑地から川縁を下ってゆくと、コンクリートの川底で流れが急な部分が作ってある。ここでセグロセキレイが元気よく飛び回っていた。石にはえている藻を食べているらしい。天白川ではセグロセキレイに良く出会える。

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セグロセキレイ セグロセキレイ
岩にはえている水藻を食べている。スズメ目セキレイ科、留鳥

 流れの急な部分が終わった流れの緩やかな部分で、マガモの夫婦が泳いでいた。コガモもいる。両種ともユーラシア大陸から渡ってくる。

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マガモの夫婦 コガモもいる
    カモ目カモ科、
おもに冬鳥 一部は留鳥
    カモ目カモ科、冬鳥

 ヒドリガモのオスとメスもいる。ハクセキレイは住宅の中でもよく見かける。天白川のハクセキレイは太っていて大きい。

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ヒドリガモのオスとメス

カモ目カモ科マガモ属、冬鳥

ハクセキレイ
手前の緑色の頭のカモはマガモ
ハクセキレイ、スズメ目セキレ科、留鳥

 朝9時半ごろ、200mm望遠レンズをつけて、天白川へ行く途中で、新生会第一病院の北の高台にある駐車場から西方向に鈴鹿山系がよく見えた。石灰石採掘現場である山の斜面の三角形状が特徴的な藤原岳がまず目に入る。その右側には御池岳、三国岳、左側には竜ヶ岳などが見える。山頂付近は冠雪している。御在所岳はさらに左か?お馴染みの景色だが何度見ても感動する。

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藤原岳の左右全体

藤原岳をアップ

左側の山塊が竜ヶ岳

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藤原岳の左の全体(竜ヶ岳)をアップ さらにアップ
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さらにアップ

 天白川の堤に出ると鳥はあまり見かけないが、わずかスズメ、ハクセキレイなどの顔なじみが見える。さらに目を凝らすと、ツグミが居た。遠方で見逃すところだった。ズームアップ(200mm)し、さらに画像処理でアップした。今年初めて見かける。10年ほど前には自宅の近くの電柱で見かけたのに最近は見かけない。やはり数が減っているのか?少し行くと、セグロセキレイが見つかった。今年初めて見かける。これも遠くで見逃すところだった。水鳥も見かけない。食べ物がないのだろう。

 天白川の水が奇麗になりすぎたためという説がある。土手の上から水中の魚が見えるくらいだ。

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ツグミ セグロセキレイ
スズメ目ツグミ科、冬鳥、シベリヤから渡ってくる。
スズメ目セキレイ科、留鳥
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土手から見える水中のコイ?

 やはり野鳥撮影には200mm望遠では解像度不足である。次回は元気があったら400mmを持ってゆく。

台風6号一過

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 大雨と大風をもたらしたのろのろ台風6号がやっと東海地方から去ってくれた。台風一過、西方向の夕空の透き通った空気と高い雲が印象的だ。一方、天白川の土手には大雨で上昇した水位が、なぎ倒された草の後から読み取れる。江戸時代には「暴れ川」と恐れられていた天白川も、今は何とかおとなしくさせられているようだ。


天白川の魚たち

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 植田で天白川の右岸の道を歩いていたら、天白川に住む魚たちの案内版があった。コイなどは橋の上などからよく見られるが、その他にもいろいろ日本古来の定番の魚が多く住んでいることがわかってうれしい。だいぶ前になるが2004年の6月にモロコ(タモロコ?)が水面からジャンプしているのを写真に撮ったことがある。このモブログ研究にも写真を載せてある。
 絶滅が心配されているメダカも住んでいるらしい。ブラックバスなどに食べられてしまいそうだが、ブラックバスなどの駆除が早く進むことに期待するしかない。


 もう2ヶ月もブログから離れていた。1000年ぶりの規模といわれる北関東大地震(M9)と津波被害。津波のために、福島第二原子力発電所がまさかの電源喪失。燃料棒露出、水素爆発、放射能の拡散。チェルノブイリ事故に次ぐと言われている。M9クラスの大地震は平安時代前期の貞観地震(869年)以来となる。そんな時代にめぐり合ってしまったことになる。
 さて、重い気分に落ち込んでいてはどうにもならない。
 今日は、久しぶりの天白川を散歩。青い空の下でラジコンでモータ飛行機を飛ばして元気を出している人に出会った。飛行スピードはおそいが、きりもみ、宙返りなど自在なコントロールに感心した。一昔前はビーという大きな音を立ててアルコールエンジンがプロペラを回していたが、いまは電気モータ(ブラッシレス?)と電池による飛行だ。電気モータと電池の性能向上がめざましい。機体は板状の発砲スチロールのような材料で作ってある。久しぶりに楽しい散歩であった。

 そしてふと思った。時代は確実にこのようなラジコンに見られるような方向に転換している。騒音を出して猛スピードで飛ぶ時代から、静かにそれなりのスピードで、繊細に、安全に動くシステムの時代へと。
龍馬じゃないけれど、時代を一度洗濯する時になっている。

 今日は一年ぶりに保呂公園から平子橋まで、水鳥を探して天白川の河川敷を歩いた。水鳥は予想通りに居たが、予想外の収穫として川縁の木や雑草の中で、ホオジロ、ウグイス?などを初めて見かけた。ホオジロは日本一見かける機会が多い野鳥らしいが、スズメと似ているので小生にはこれまで見分けられなかった。

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カワセミ コガモ

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カワウ ホオジロの水浴び
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ホオジロの群れ ホオジロの水浴び
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ホオジロ ウグイス
スズメ目ホオジロ科、留鳥
スズメ目ウグイス科、漂鳥または留鳥
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ウグイス ウグイス
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ジョウビタキ モズ

川鵜の群れ

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 植田の天白川を歩いた。川鵜がこんなにたくさん群れているのを見るのは初めてだ。何をやっているのだろう?


 今日は晴天だ。天白川を菅田から原まで遡った。水鳥やカラスのほかにはカワセミ、モズ、ツグミ、コイカル、ハクセキレイ、セグロセキレイなどがいた。
 カワセミがこの辺りには数羽はいるようだ。時々、水面すれすれを美しい青い羽を羽ばたかせてすばやく移動している。うまく隠れてしまうので留まっている姿を見つけて近づいて撮ることが難しい。やっと川の対岸の枝に留まっているのを撮れた。しかし、640mmではアップにできない。次回にもっと近接できることを期待しよう。今日はモズに出会うことが多い。多くのモズが住んでいるようだ。二羽のモズが一緒に飛び回っている珍しい風景が撮れた。オスとメスと思われる。


 晴れたり曇ったりの天候。風が強く寒い。オアシスの森に立ち寄ってから天白川(菅田)へ歩く。オアシスの森では白梅が静かに咲いている。ジョウビタキと出会えたが、近くに来てくれない。400mm(640mm)では大きく撮れない。トリリミングで拡大するのでどうしてもボケた絵になってしまう。

 寒風にさらされながら天白川の河川敷を歩く。ヒドリガモ、セグロセキレイなどと一緒にコチドリがいた。初めて出会った鳥なのでうれしかった。セキレイより大分大きい。遠景のためトリミングで拡大するのでどうしてもボケてしまう。コチドリは黒い首輪がつながっていること、足が黄色、眼に黄色の輪があることなどで見分けられるらしい。眼に黄色の輪は確認できないが多分コチドリだろう。

コガモ、コサギ

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 天白川の菅田1辺りに出かけた。ここには堰があり、魚が集まるので水鳥も集まる。晴天だが風が冷たい。コガモ(カモ目、カモ科)が浮いていたが、数羽は寒さを避けて首をすくませていた。マガモと比べると一回り小さい。コガモはユーラシア(ロシアなど)から渡って来て越冬する冬鳥だ。

 コサギ(コウノトリ目サギ科、指が黄色)が魚を狙って走り回っている。カワウも同じところで魚を追っているのでゆっくりとしていたら横取りされてしまう。このサギは中国東北部などから渡ってきた冬鳥だ。

 APO120-400を使ったが、ISO感度を高くしすぎていた(640)ためか、サギの白が白とびしてしまった。それにしてもこのレンズを手持ちで撮っていると左腕が疲れる(カメラとレンズで合計約2.5kg)。水鳥は動きが穏やかなので、それほどでもないが、林の中で野鳥を狙っていると、腕が揺れるのでAFが鳥ではなく木の葉や枝に焦点をあわせてしまい、うまく鳥にあわせることが難しい。そこでMFで狙うと、まだ慣れないためか、やっとピントが合ったときには鳥が飛び去ってしまうという悲惨を何度もなめている。余計に左腕がしびれてくる。まだまだ修行が足りない。しかし、不思議なもので、ますますうまく撮ってやろうという野心がわいてくる。当分の間、左腕をしびれさせながら鳥を追うことになりそうだ。


 久しぶりに天白川の植田方面に行ってみた。強い日差しの中で、河川敷の野草の葉や花などがいっせいに伸びて春たけなわといったところである。耳の位置にある赤いマークが特徴的なアメリカミシシッピ亀の群れが甲羅を干している。ペット用に持ち込まれた亀が捨てられたり逃げ出したりして野生化した外来種である。セグロセキレイも良く見かける。川べりの桜にはサクランボが色づいている。


 久しぶりに植田から原あたりの天白川の河川敷を歩く。カワラヒワがたくさん居たのでおどろいた。カワラ(河原)という名が付いているから、もともと河原にいる鳥なのかもしれない。マガモの雌もいた。緑色の尾羽根が特徴。

 久しぶりに天白川緑地に行った。土鳩の群れの中に一匹だけ真っ白な鳩がいた。白い鳩が生まれる確率は非常に低いらしい。珍しい。またヒドリガモ(メス)(カモ目カモ科)にも出会った。くちばしの先端が黒いし、小形なのでカルガモではない。

 天白川の音聞橋辺りで右岸の路を歩いていたら、サクラの落ち葉が見事な絨毯を土手の下に作っていた。今が盛りの落葉で、見事なサクラの紅葉も2-3日したらすべて散ってしまうであろう。自然の変化は驚くほど速い。

 午後、天白川緑地あたりを歩いていたら、川の堰石の上でユリカモメの群れが休んでいるのを見かけた。いままでユリカモメの群れを天白川ではなかなか見かけなかった。今の時期に餌になる魚が多いのかな?

   上記写真:天白川の河畔の桜の紅葉など

P1030599_2.jpg
久方一丁目のナンキンハゼ
(トウダイグサ科シラキ属)種子からロウや油が取れる。 種子は有毒。

 先日来、定例の土手の草刈が行われていた。雑草で覆われていたところが動力カッターできれいさっぱりに刈り取られて、その後に草の新芽が出てきて遠目にはゴルフ場の芝生のような感じになっている。しかし、このような場所ではか弱い多くの草花は生き残れない。だから、今の時期では、花といえば土手の歩道脇に植えられた木の花くらいだ。ただ、木の周辺では動力カッターによる草刈も手加減しているせいか、草花も少しは残っている。

写真:ハナゾノツクバネウツギ(スイガズラ科、ツクバネウツギ属)

写真:キンシバイ(オトギリソウ科、オトギリソウ属)、原産地は中国

写真:ヤマハギ(マメ科、ハギ属)

写真:不明

写真:ヒメジョオン(キク科、ムカシヨモギ属、北アメリカ原産の帰化植物)、動力カッターにも負けないタフな花。

写真:コスモス(河川敷にあるコスモスの花園。毎年沢山の花をつけている。)


ムクドリ

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 朝7時ごろ、数羽のムクドリが電線に留まって「キュルキュル」と鳴き騒がしい。スズメ目ムクドリ科
全長(翼開長) 24.0cm 。



ガガイモ

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 下水処理場の公園で見かけた。多年生のツル植物で、草地などで他の草木に巻きついている。淡紫色の毛深い花を咲かせる。ガガイモ科、ガガイモ属。

 花が終わって美しい紫色の実をつけている。下水処理場の公園で見かけた。小紫は紫式部(むらさきしきぶ)とそっくりでやや小型。「紫式部」は紫色の実の清楚な美しさを、理知的な平安美女の紫式部になぞらえて付けた名前だそうな(「季節の花300 」のサイトを参照)。 クマツヅラ科、 ムラサキシキブ属 。


アオサギ

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天白川、下水処理場の近くにて。昼寝?
コウノトリ目サギ科 、全長(翼開長) 90.0-98.0cm(160.0-175.0cm) 。


 白と黄が多く、赤は少ないようだ。絞りを見てみたい。オシロイバナ科、オシロイバナ属。

 岩崎川の土手の内側に咲いている。色は赤,白,ピンク,黄色,そして絞りがある。絞りはまだ見たことがない。オシロイバナ科、オシロイバナ属。

 今日は秋の七草を求めて岩崎川周辺を歩く。
 山上憶良が和歌で七草を歌っている。"萩(ハギ)の花 尾花(オバナ) 葛花(クズハナ) 瞿麦(ナデシコ)の花 女郎花(オミナエシ) また 藤袴(フジバカマ) 朝貌(アサガオ)の花"。 この写真は葛の花。生命力は抜群で他の雑草を覆いつくしている。マメ科、ノササゲ属。

 藤袴(フジバカマ)、朝貌(アサガオ)の花=キキョウは野生では絶滅状態と言われる。見つからなかった。カワラナデシコは今回は見つからなかったが、7月25日に岩崎川で見つけ、既にモブログ研究にも掲載してある。

 オシロイバナ科(オシロイバナ属)。米ペルー原産。江戸時代に渡来。 ラッパ型の花。土手に群生している。  熟した黒く固い種をつぶすと白粉(おしろい)の ような"白い粉"が出てくる。



 下水処理場南の公園にて。スイカズラ科ツクバネウツギ属

モロコ飛翔

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 <>big人の目にはキラキラする光と認識されるだけで、魚の姿は見えない。カメラを構えていたら散歩中のどこかのおじいさんが「何かね?」と言いながら近寄ってきた。デジタルカメラにははっきりと小魚が写っていたので納得してくれた。はからずも人間の目の弱点が理解できた。 毎秒4コマの連写では、一匹の魚について言えば、1コマしか写っていない。つまり、空中に居る時間は0.2秒くらいだろう。このくらいの時間では人間は魚の姿を認識できないようだ。

写真:天白川で見かけたモロコの大群と飛翔

カワウの顔

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 天白川にて。(光学18倍×デジタルズーム2倍)


モズ

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 下水処理場の南に公園があり、その天白川沿いにちょっとした林がある。その木立の中で見つけた。長い間じっと枝にとまっていてくれ、撮影に協力的だった。スズメ目モズ科。全長(翼開長) 19.0-20.0cm 。光学12倍xデジタル3倍。

 植田川と天白川の合流点の深みで川鵜が魚を追いかけていた。川岸から望遠で撮影。警戒心が強いのか、満腹したのか、近づくとさっと飛んでいってしまった。飛んでゆく方向は川下だ。ペリカン目ウ科。全長(翼開長) 80.0-101.0cm(130.0-160.0cm) 。
光学12倍xデジタル3倍


マガモ

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